暮らしのプロはどうしている?収納スペースゼロでできる寝具収納の工夫3選
場所をとりがちな季節外の寝具類の収納は、どうにかしてコンパクトに収めたいところ。家族分あるとなると、それなりに量もかさばりますよね。暮らしのプロはどのような工夫をしているのでしょうか。暮らし研究家のシンプリストが実践している3つの工夫について解説していきます。
長枕カバーに収納する
寝具収納に「長枕カバー」を使わない手はありません。長枕は、クッションとしても抱き枕としても使えるので、寝室にあると便利なアイテムです。カバー単品でご用意してくださいね。そのカバーに丸めた寝具類をどんどん入れていくだけです。
全部で春秋冬用の布団カバー6枚が収まりました。
頭上に置いておけば壁に頭をぶつけてしまうのを防いでくれる対策にもなりますし、フットクッションとして足をのせて使えばむくみ防止にもなります。必要なときにはすぐに取り出すことができるため、動線もばっちりです。
季節外の敷きパッドは敷布団裏に取り付ける
季節外の敷パッドは、まさか綺麗に畳んでしまってはいませんか?敷布団の裏面に取り付ければ汚れ防止にもなり収納場所もとらず一石二鳥です。入れ替え時は、直前に洗濯をして裏表逆に取り付けるだけなので、「あれ、どこにしまったかな」と探すこともありません。ただし、湿気がこもりやすいため、こまめな乾燥対策は必要です。どうしても湿気が気になる場合には、追加で長枕カバーやクッションカバーを用意し、そこに収納しておくとよいでしょう。
年中使える掛布団にする
かさばりがちな掛布団は、季節ごとに用意していてはいくらスペースがあっても足りません。思い切って通年同じ掛布団にしてしまいましょう。今は、「温度調整布団」や「2枚重ね布団」など、年中快適に過ごせる高品質のものがたくさんあります。一度用意すれば長く使え、収納をする手間やスペースも省けるので、多少高くてもケチってはいけないアイテムのひとつです。
寝具は「しまいこまない」が基本
寝具を上手に収納するためのアイテムとして、専用の圧縮袋や収納ボックスなどもありますが、まずは「寝具は押入れやクローゼットにしまうべき」だという概念を取り払ってみてください。このように、工夫次第ではしまいこまなくてもすっきりと保管することができますよ。布団の分だけ収納スペースにもゆとりが生まれるので、余白のある暮らしを送れるきっかけにもなるでしょう。