【浜松】クラウンパレス前、待望のスクランブル交差点化か!?工事がはじまる
気づいているだろうか……浜松市中心街の「地下道」が続々と消えてえいることを。かつて至るところにあった「地下道」。横断歩道を渡らず、そのまま地下に入り向かい側に渡ることができる便利な手段でした。ところが最近続々となくなっているのです。そして、ついにクラウンパレス前もその兆候があるのですが……消えてしまうのでしょうか。
かつて存在した「地下道」鍛冶町大通前
さて皆様は、かつてこの場所に「地下道」があったことをご存知でしょうか。厳密に言えば「松菱前」というべきでしょうか。
松菱の地下からそのまま地下道がつながっており、反対側の有楽街に出られました。現在は「スクランブル交差点」があるのでわざわざ地下を通らずとも移動することが出来ます。
松菱が2001年に経営破綻し、その後地下道はいつの間にか無くなる。そして現在のようなスクランブル交差点化がされております。
このような流れは、まだ他にもあり駅南のスルガ銀行前にもかつて地下道がありましたが現在は消えております。
スルガ銀行前の地下道は、ここ1〜2年でなくなっております。地下に入らずとも移動ができるので便利ですが、反面ドライバー側としては歩行者に気をつけなければなりません。当然事故も発生しやすいためメリット・デメリットがあります。
その他、連尺の谷島屋のある交差点の前も以前は地下道があり、現在は横断歩道化されております。
いずれも、横断歩道化が行われる際には「地下道の工事」が行われております。「地下道の工事」はある意味「地下道封鎖」の「予告リーチ」のようなものです。
そんな中、次に横断歩道化がされる可能性がある場所がこちらです。
クラウンパレス前です。現在バスターミナルから直結でクラウンパレスまで行くことができる地下道があります。
「松菱」「駅南」「連尺」に続き、その地下道に工事が始まっております。
地上では「アクトシティ」からクラウンパレスに移動することが出来ますが、バスターミナルや、反対側の「旭町」に移動する手段はありません。
ですのでわざわざ地下道を使う必要があります。地上の横断歩道もあるのですが、少し歩いた先にあります。
この場所に地上の横断歩道ができれば、わざわざ地下に入らずとも旭町に渡ることができる。非常に便利ではあります。
では、そのために現在の「地下道」を封鎖する工事をしているのでしょうか。
答えは残念ながら「NO」のようです。
「広小路地下道屋根改修工事」とされており、残念ながら「地下道封鎖」ではないようです。つまり、横断歩道化が行われるわけではないようです。
もちろん、この地下道を封鎖すれば、バスターミナルからクラウンパレスに行くことができなくなるため、望ましいことではありません。
とはいえ、地上から旭町にスムーズに移動したいという願望もあります。
はたしてクラウンパレス前に、旭町に直結する横断歩道ができる日は来るのでしょうか。