【秋田県由利本荘市】旅のお供にいかが?秋田のおいしいものがギュギュッとつめこまれた「由利鉄弁当」
こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。
由利高原鉄道で9月より「由利鉄弁当」3種類の販売が始まりました。いわゆる駅弁なのですが、事前注文が必要で最小注文数も決まっているので、あいにく沿線の駅でいつでも購入できるわけではありません。
なので、この「由利鉄弁当」は貸切列車を使った旅を計画している団体やグループの方々におすすめ!
秋の行楽シーズンがまもなくやってきます。由利鉄に乗って車窓からの景色を眺めながら、ちょっと豪華なお弁当を楽しむプチトリップはいかがでしょうか。
矢島駅から出発
今回は由利高原鉄道のご担当者様よりご招待いただき、「由利鉄弁当」の試食会に参加してきました。実際に動く列車内でお弁当をいただきました。矢島駅⇔羽後本荘駅間を往復する約1時間半のプチトリップです。
由利高原鉄道では、由利本荘市矢島の「向郷の恵」とにかほ市の「ホテルエクセルキクスイ」の協力を得て、秋田県の食材を使用したお弁当3種類を開発したそうです。
それでは、「由利鉄弁当」3種類をご紹介いたします。
※お弁当の内容は季節によって変わる場合があります。
1.あきた究美箱
こちらはホテルエクセルキクスイが製造した「あきた究美箱」です。蓋を開けた時のキラキラ感に思わず顔がほころんでしまいました。箱の中は9つに仕切られ、おかずが散りばめられています。ちょっとずついろんなものを食べられるところが女性好みかなと思いました。
私が箸でつまんでいるのは比内地鶏のスモークです。他には由利牛すね肉のトマト煮込みとローストビーフ、いぶりがっことクリームチーズのポテトサラダ、本荘うどんのゴマダレサラダ風など。
ご飯は由利本荘市矢島産の佐々木久治郎米(ひとめぼれ)とサキホコレと2種類入っているので、食べ比べをすることができます。秋田がギュギュッとつまったお弁当です。
2.グラたんぽ
こちらも同じくホテルエクセルキクスイが製造した「グラたんぽ」です。右のサラダとフルーツもセットになっています。加熱式の容器を使用しているので、食べる前に容器から出ているヒモを引っ張ると熱で温められるので、熱々の状態で食べることができます。
グラたんぽ=きりたんぽ味噌チーズグラタンには、様々な秋田の食材が使われています。佐々木久治米を使ったきりたんぽ、由利牛すね肉トマト煮込み、とんぶり、いぶりがっこなど。
それらがホワイトソースとチーズと味噌で整えられたグラタンポ、おいしくいただきました。
他の2種類と比べると、そこまで量は多くないので、あまりたくさん食べられない方はこちらがいいかもしれません。また、洋風に秋田を味わいたい方におすすめです。
3.鮎弁当
こちらは地元矢島の「向郷の恵」が製造した「鮎弁当」です。メインは鮎飯。炭火で鮎を焼き、炊き込みご飯にしたものだそう。鮎はふわふわでおいしかったです。
畑で採れた野菜を使った天ぷら、サクラマスのマリネ、ゴーヤのサラダ、ミニトマトと枝豆の寒天、唐揚げ、たまご焼きなど。こちらのお弁当はとにかくボリューム満点。田舎の家庭的なご飯をたっぷり食べたい方におすすめです。
お弁当の注文について
お弁当3種類はいずれも1個2,500円です。また冒頭にも記載しましたが、これらのお弁当は事前の注文が必要です。
・受取希望日の7日前までに由利高原鉄道へ注文。
・受取場所は矢島駅または羽後本荘駅のいずれか。
・あきた究美箱とグラたんぽは5個以上から受付可能。
・鮎弁当の受付可能個数は10~25個。それ以上は相談。
・当日現金にてお支払い。
以上のような条件があることから、このお弁当は、団体やグループで由利鉄の貸切列車を利用する旅の目的のひとつに組み込むのが良さそうです。
秋田のおいしいものが詰め込まれたお弁当なので、ぜひ県外の方にも食べていただければと思います。
※「由利鉄弁当」の詳細につきましては、由利高原鉄道へ直接お問い合わせください。
【由利鉄弁当の問合せ先】
由利高原鉄道株式会社
電話番号:0184-56-2736(平日 9:00~17:00)
公式ホームページ(外部リンク)
公式Facebook(外部リンク)
公式X(旧Twitter)(外部リンク)
※本取材では由利高原鉄道様のご協力により、お弁当の試食会にお招きいただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。