Yahoo!ニュース

【笠岡市】バーだと思っていたら、カリカリ麺が美味しい府中焼きが食べられる本格お好み焼き屋さんでした

いかごはんWebライター(井笠地区/笠岡市・里庄町・井原市・浅口市)

国道2号線沿い、笠岡市民病院の真向いにある「TORIYA(とりや)」
オープンは2022年10月。


通勤途中、改装工事の様子を横目に見ながら、お洒落な外観から

「バーができるんだろうな」と想像していました。


しばらくして「広島発お好み焼き」のデカ写真入り看板が立ってもなお、「お好み焼きをつまみに出すバーね」と勝手に思い込んだまま1年超。

ある日、大量のお持ち帰りのパックを下げたお客さんが出てくるのを目撃!

「えっ?本当にお好み焼き屋?」

「狭そうな店内はどうなっているの?」

気になって仕方がないので、思い切って入ってみることにしました。

夜の外観はお酒メインのお店に見えるでしょう?
夜の外観はお酒メインのお店に見えるでしょう?

共同駐車場
共同駐車場

店舗西側に共同駐車場がたくさんありますので車での来店も安心です。場所は決まっていないようなので、空いている所に停めればOK。徒歩1分もかかりません。

▼いざ、店内へ

店内はカウンター席のみ
店内はカウンター席のみ

「バーじゃん」と思ってしまうほど、お洒落でキレイな空間。でも、気取ってはいない。

初めて来たのにやたら落ち着く雰囲気に「やっぱり、お好み焼き屋さんだわ」と思い直しました。

メニューはシンプルに、メインは「広島 お好み焼き」か「府中焼き」の2択。いずれも普通サイズで750円(税込)です。広島焼きなら小サイズの700円(税込)も選べます。

料金を追加すれば、麺や卵の量を多くできるのでモリモリ食べたい人にも良いですね。

アルコールメニューは「ビール」「レモンサワー」「ハイボール」。ソフトドリンクが200円(税込)とお手頃価格なのは嬉しい。

お酒も飲めますが、やはりバーではない様子です。

▼府中焼きを注文

「広島焼きと府中焼きのどちらが注文多いですか?」と訊ねてみると「圧倒的に広島焼きが多い」とのこと。

府中焼きは馴染みがないので、広島焼きとの違いから説明しないとわからない人が多いらしい。よくわからないから注文しないのでしょうね。せっかくなら珍しい方を食べたいので、私は府中焼きを注文しました。

広島焼きと府中焼きの違いはズバリ、上に載せるお肉の違い。

広島焼きは豚バラ肉、府中焼きはミンチ肉を使用します。本場の府中市内では牛肉、豚肉、合い挽き肉と様々なようですが、こちらの店は和牛ミンチを使用とのこと。なんだか贅沢!!

肉の脂で、麺や生地がカリカリッと揚げられたような食感になるところが特徴なんですって。

職人の技を目の前で堪能できます
職人の技を目の前で堪能できます

カウンターに座って、焼きあがる様子をじーーーーっと見ているだけで飽きません。

途中で魔法の粉みたいなものやら、謎の液体をかけたりして、マジックショーを見ているようでした。

食べやすいように8等分に切り分けてくれています
食べやすいように8等分に切り分けてくれています

ソースをたっぷりかけて
ソースをたっぷりかけて

青のりやゴマをふりかけて仕上げ
青のりやゴマをふりかけて仕上げ

今回はテイクアウトにしましたが、店内飲食の場合は青ネギやマヨネーズのトッピングもしていただけるそうです。

カウンターにピリ辛ソースや一味唐辛子やこしょうなども置いてあり味変も楽しめるので、できればカウンターで焼きたてアツアツを食べるのがおすすめ。

昨年お試しで自家栽培で採れた青しそをトッピング提供してみたところ大好評で、今か今かと楽しみにされているお客さんも多いとか。こちらも店内飲食だけのお楽しみ。まもなく期間限定で登場予定だそうですよ。

家に持ち帰ってもカリカリ食感は健在。ゴマのプチプチ感も良いアクセントで、ビールに合う!

運転を気にせずお酒を飲みながら食べられるのはテイクアウトの良いところ。テイクアウトのお客さんが多いというのもうなずけます。

商品を受け取りお店を後にする時にかけられた「また来てくださいね!」の声が心地よくて、またすぐにでも行きたくなるような、とっても温かいお好み焼き屋さんでした。

お好み焼き TORIYA(とりや)
住所|岡山県笠岡市笠岡5891-2
駐車場|共同駐車場多数
電話|0865-63-0982
営業時間(昼)|11:00~14:00
営業時間(夜)|17:00~21:00
※売切れ次第終了
定休日|日・月・火曜日
★シソ情報はInstagramでチェック!

Webライター(井笠地区/笠岡市・里庄町・井原市・浅口市)

大阪から笠岡市に移り住んで20年超。これまで職場との往復、家でゴロゴロしてるだけで気づけなかった笠岡市・里庄町の魅力を見つける旅に出ます。一緒にもっと笠岡市をはじめ、井笠エリアを好きになりましょう!高梁川流域ライター塾2023年度修了生。

いかごはんの最近の記事