みんな知ってる水性ペン!「ラッションペン」ちょっと長めのペン軸には深い理由があった
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
今日は、みんな知っている超ロングセラー文房具の「ラッションペン」を紹介します。皆さん、このペンおうちにありましたよね。
これは寺西化学工業さんの大ヒット文房具です。僕には長すぎて使いにくいのですが、これじゃなきゃダメという人が多いそうです。
文房具ブロガーとして、この筆記具は避けては通れないくらい大きな記念碑です。今日はこの筆記具のことを書きますね。
この長さの秘密です
このペン、長くて書きにくいなぁと僕は思っていました。グリップしても、かなりの長さのペン軸があまってしまうのです。
そのことを岡崎の老舗文房具店のペンズアレイタケウチさんのGMに話したら、こんなコメントが返ってきました。さすがです。
「このペンは手の不自由がある人でも扱えるようにこの長さにしてあるんです。看護の現場などで今でも活躍してますよ。」
確かに取り扱い便利です
そんな会話の後にこのペンで書いてみると、確かに長さが気になりません。それどころが、タフに使えるような気がしてきました。
人間は不思議な生き物で、環境への適応力が抜群です。あっという間に慣れてしまって、逆に使いやすいくらいです。
これからもっとダイバーシティの時代。様々な人たちに自由に使ってもらいたいと考えた、すごいペンなのかも知れないですね。
ラッションってなんだろう
ラッションってどういう意味なんでしょうね。あまり考えたことがなかったので、この機会に調べてみました。
実はこれは造語です。RUSH、つまり押し寄せるようにインクが出て書きやすい水性ペンというイメージの元に作られた名前です。
RUSH ON PEN。これがラッションペンの語源です。なんとも勉強になったでしょ。こんなささやかな豆知識好きです。
なんと税込¥104です
信じられないような安さですが、このペン税込価格¥104(税抜価格¥95)で、文房具屋さんで販売されています。
寺西さん、倍にしてください。こんな価格設定で儲かるんですかね。原価が40円くらいじゃないとやっていけません。
どこで製造しているのか知りませんが、またいつか工場見学をさせていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。
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