すい臓の働きが悪くなると「脂っこいものが苦手」になる?-消化に重要なすい臓の働き!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「すい臓」と「脂っこいもの」の関係を解説していきます。
今回の目次
- すい臓ってどんな臓器?
- すい臓の働き①:消化
- すい臓の働き②:血糖調節
- すい臓と脂っこい食事
- 最後に
1.すい臓ってどんな臓器?
すい臓は、胃の裏側辺りに位置しています。
イメージとしては、十二指腸(小腸の一部)に抱きかかえられるようにあります。
2.すい臓の働き①:消化
すい臓の1つ目の働きは「消化」です。
すい臓から分泌される「膵液」は、糖質・脂質・タンパク質という三大栄養素を分解する作用があります。
3.すい臓の働き②:血糖調節
すい臓の2つ目の働きは「血糖値を調節するホルモンの分泌」です。
血糖値を上げる「グルカゴン」、血糖値を下げる「インスリン」などを分泌します。
※今回の内容は、特に1つ目の働きの「消化」が関わります。
4.すい臓と脂っこい食事
脂っこい食事には「脂質(脂肪)」が多く含まれています。
そして、脂質を食べると、小腸に流れてきますが、そのままの状態では分解できません。
まず、胆のうから分泌される「胆汁」によって分解しやすい状態(乳化)にされます。
その後、すい臓から分泌される「膵液」によって分解されます。
そのなかで、もし、すい臓の働きが悪くなってしまうと、膵液の分泌が低下してしまいます。
すると、脂質をたくさん食べたあとにうまく分解できず、食後にお腹の違和感・胃が重い・下痢などに繋がってしまうことがあります。
これがすい臓の働きが悪くなると、脂っこいものが苦手になるという関係です。
5.最後に
たとえ、すい臓が元気に活動をしていたとしても、脂質(脂肪)の摂り過ぎは内臓への負担がかかります。
また、肥満の原因にもなるので摂り過ぎは注意ですね。
YouTubeでも解説してますので、ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!