Yahoo!ニュース

【目黒区】都立大学駅近く「八雲もち」で人気の「ちもと」で、秋を感じる生和菓子

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

東急東横線・都立大学駅から徒歩約3分、目黒通り沿いにお店を構える和菓子の老舗「ちもと」に行ってきました。1965年(昭和40円)創業で、雑誌などにたびたび取り上げられている有名店です。

こちらの名物といえば「八雲もち」で、早い時間に買いに行かないと売り切れてしまう人気商品。

八雲もち
八雲もち

求肥と寒天、卵白を使用した独特のふわふわ感のあるおもちに、カシューナッツと黒糖のコクが感じられるお菓子です。竹の皮に包まれてり、手に取るととてもやわらか。

急いで食べてしまわないといなくなってしまいそうで、とても上品な味わいでした。

「ちもと」の生菓子も絶品! 繊細な甘さとシンプルながらも奥深いおいしさ

以前、「ちもと」で和菓子を購入したのは2021年の春。

写真向かって左から「八雲もち」、奥が「此花(このはな)きんとん」、手前右が「うぐいす餅」
写真向かって左から「八雲もち」、奥が「此花(このはな)きんとん」、手前右が「うぐいす餅」

この時は「八雲もち」の他に、「此花(このはな)きんとん」と「うぐいす餅」を購入しました。「此花(このはな)きんとん」は、梅の花をイメージして作られた生菓子です。

「八雲もち」のおいしさはもちろんのこと、生菓子の繊細な味わいが忘れられなくて、今回は秋のお菓子を買いに行ってきました。

3種類の和菓子を家人と半分ずつ、3時のおやつに!

悩んだ末、3種類の生菓子を購入し、家人と半分ずつで楽しむことにしました。自宅から都立大学まで往復ウォーキングしたので、カロリーは相殺です(多分)。

上写真の和菓子、名前を失念してしまいました。そぎ落としたシンプルなフォルムですが、とても美しい造形。

中はなめらかなこしあんです。舌触り、甘味、後味、どれをとっても素晴らしく、大満足です。

上写真左は、「千鳥」という生菓子。「千鳥」は俳句でいうと冬の季語ですが、着物の柄では春・秋・冬に着ることが多いモチーフです。

千鳥が波を飛ぶ姿は「荒波と一緒に乗り越える」という意味があるそうで、勝負祈願や家内安全の縁起柄といわれています。

真っ白なお饅頭にはかわいらしい千鳥の焼き印がおされていてかわいい!

こちらもふわふわのくちどけの皮と、なめらかで上品な味わいのこしあんがおいしく、食べ終えてしまうのが悲しくなるほどでした。

上写真は栗を使った生菓子。三層構造になっていて、一番上に栗が乗っています。甘さ控えめで栗の味わいが楽しめる一品でした。

久しぶりに「ちもと」の和菓子を堪能できて大満足です。

店内では作り立ての和菓子をその場で味わえる「味処」があるのですが、コロナ禍ということもあり、ずっとお休みが続いています(2022年10月29日現在)。

毎年夏に提供されるこちらのかき氷が名物で、行列ができるほど。2022年もお休みだったので残念です。

目黒区内には名だたるスイーツ店がありますが、和菓子のレベルもなかなか。春・秋シーズンは制覇したので、冬と夏シーズンもぜひ制覇したい。

実は羊羹が大好物なので、また近いうちにおじゃましたいと思います。

【店舗概要】
御菓子処 ちもと
営業時間:10時~16時、水曜・木曜休み
※都合により変更有り
住所:東京都目黒区八雲1-4-6
問合せ先:03-3718-4643

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

Chikuwaの最近の記事