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わずか10秒。襟や袖の黒ずみを取り去る「洗濯の裏技」がカンタンすぎた!

カジコレのあやこ時短家事アドバイザー・整理収納アドバイザー

こんにちは、時短家事アドバイザーのあやこです。

毎日洗濯をしていても、汗や皮脂汚れを取り切れていないと襟や袖の汚れは少しづつ蓄積して黒ずみになってしまいます。そんな襟袖の汚れの悩みを洗濯前の10秒で解決できる方法を紹介します。

襟や袖に汚れが蓄積してしまう原因

たった1日着ただけでも襟まわりは黒ずんでしまう

白いシャツを着た日に、ぜひ襟袖をよく観察してみてください。うっすら黒ずんでいるのが分かると思います。襟や袖は着ている間は肌と触れ続けているので、他の部分よりもずっと多くの皮脂や汗がつきます。1日着ただけでも襟まわりはうっすらと黒ずみます。

残念なことに、普通に洗濯をしているだけでは襟袖の汚れは落としきれていないことが多いです。それだけ襟袖の汚れは強力です。日々、汚れを落としきらないまま何度も着ていると、次第に落とせないほど強力な黒ずみに育っていきます。

わずか10秒。襟や袖の黒ずみを取り去る「洗濯の裏技」

ちゃんと洗濯しているはずなのに襟袖がいつの間にか黒ずんでいるなんて、どうにも納得できませんよね。私は普通に洗濯しただけでは落ちてくれない襟袖をなんとかすべく「襟袖の汚れをしっかりと落とすことができる時短洗濯術」を研究しました。

襟袖の黒ずみを簡単に落とすために、色々な洗剤とその使い方を研究した。
襟袖の黒ずみを簡単に落とすために、色々な洗剤とその使い方を研究した。

使い勝手がよく汚れ落とし効果が高いのは、液体の酸素系漂白剤でした。

液体の酸素系漂白剤。
液体の酸素系漂白剤。

洗濯機で洗う前に襟袖に酸素系漂白剤を直に塗ってから洗濯をするとスッキリと汚れを落としてくれます。ただ、キャップや注ぎ口から漂白剤を汚れに命中させるのが難しいと思いました。

次に試したのはスプレータイプの酸素系漂白剤です。これは大変使い勝手がよく、汚れに泡を命中させるのも簡単でした。これなら洗濯前の10秒で襟袖の前処理が終わります。

スプレータイプは汚れに漂白剤を命中させるのがとても簡単で、処理も10秒あれば十分で最高。
スプレータイプは汚れに漂白剤を命中させるのがとても簡単で、処理も10秒あれば十分で最高。

スプレーを吹き付ける作業を洗濯槽の中ですると、さらに時短できます。

たったのこれだけで襟袖に汚れをためずにすむ。
たったのこれだけで襟袖に汚れをためずにすむ。

スプレータイプの酸素系漂白剤は割高だった

スプレータイプの難点は、毎日使うとすぐに無くなるのでお金がかかることでした。「できれば、安価に毎日襟袖を狙い撃ちしたい!」。そこで思いついたのは、スプレータイプの酸素系漂白剤の容器に液体タイプの酸素系漂白剤を継ぎ足して使う方法です。

実は、花王の「ワイドハイターPROラク泡スプレー」の成分と「ワイドハイター EXパワー」の成分は、ほどんど同じで違いは泡調整剤だけ。効果はほぼ同じと言えそうですが、値段の方は2倍も違います。

ワイドハイター PRO ラク泡スプレー:300ml363 円(1gあたり約1.2円)
成分:過酸化水素(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、泡調整剤
ワイドハイター EXパワー:560ml330円(1gあたり約0.6円)
成分:過酸化水素(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)

ちょっとだけ泡は出にくくなりますが半額で同じ効果を得られるなら、個人的には許容範囲内でした。

今回の方法は「液体の酸素系漂白剤」ならどれでもOKです。以下の記事で有名な酸素系漂白剤を比較しているので、試してみたい方は合わせてチェックしてみてください。

【液体タイプの酸素系漂白剤を比較】ワイドハイターEXパワー、ワイドハイターPRO抗菌リキッド、オキシクリーン パワーリキッド

また、色々な洗剤を実験した結果は以下の記事で紹介しています。

襟よごれをラクに完璧に落としたい! 襟袖用スプレーや洗剤など5種類を比較

時短家事アドバイザー・整理収納アドバイザー

時短家事の専門家。著書「掃除の苦労を9割へらす本」。家事をガッツリ減らす「しかけ」や家事効率化に役立つ日用品を発信中。「時短ノウハウ ✕ 整理収納スキル」で、家事ラクなお部屋をつくるコンサルティングを行っている。私も経験した、ワーキングマザーのワンオペ家事育児、共働き家庭の苦労を、時短家事を通じてなくしたい。

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