【大阪市淀川区】スーパーの中にこんな素敵なコーヒーショップが♪ 東三国の隠れ家カフェ「SPコーヒー」
大阪メトロ御堂筋線東三国駅を東へ2~3分のところにある食品スーパー「ショッピングプラザ新大阪生鮮館」の中に素敵なカフェを見つけました。お店の名前は「SP(ショッピングプラザ)コーヒー」。
「ショッピングプラザ新大阪生鮮館」は、開業1978年の地域に密着した昔ながらの食品スーパー。
ホームページによると開業は1978年、50年周年迄あと数年ですね。元は市場だったお店の方たちがスーパーとして営業されているとのこと。入口に、ちょっとおしゃれな案内が有ったので入ってみました。
自動ドアを開けると、奥行きの長いスーパーなのがわかります。通路を進みます。
左手の一角に、まわりとガラッと違う雰囲気のコーナーが出現して少しビックリ。ここが「SP(ショッピングプラザ)コーヒー」でした。
若い店長さんが「どうそ゛お入り下さい」とソフトに案内してくれます。端にある3席あるカウンター席のうちの一つに着席。
「まいるど」「にがみ」「ふるーてぃ」から好みの味を選ぶとオススメのスペシャリティコーヒーを豆から挽いて淹れてくれる♪
スタッフさんがコーヒーを選べるようメニューを見せてくれました。「まいるど」「にがみ」「ふるーてぃ」から好みの味を選ぶとオススメの一杯を豆から挽いて入れて下さるとのこと。迷ったときは「オリジナルブレンド」でも。豆を販売されているので、その価格が記されています。
店内での価格はこちら。ホットが440円(税込)。スペシャリティコーヒーとしては、安めのお値段ではないでしょうか。お子様連れのお客様のためでしょうか、ジュースもお手頃価格で色々あります。紅茶やハーブティーも。
「まいるど」を選び、出来上がりを待っていると、コーヒーを淹れている良い香りが漂ってきます。5分ほどで運ばれてきました。こちらです。温めたカップを両手で大切なもののように私の席まで持って来てくれました。
淹れてくれたのは「マラウィ」とのことでした。リストの説明には「真っ直ぐで、しなやかなバランス」となっています。
コーヒーで世界を旅する気持ちに♪
「マラウィ」の産地は「チノンゴ」。一体どこら辺なのかなと調べると外務省のデータに見つかりました。
アフリカのマラウイ共和国の高地にあるチノンゴ村のようです。マラウイ共和国は、北・北西を「タンザニア」、東・南・南西を「モザンビーク」、西を「ザンビア」の国境と接している南北に細長い内陸国です。外務省のマラウイ共和国の基礎データには、確かに主要産業の農産物の中に、たばこ、メイズ、茶、綿花、ナッツ、コーヒーとありました。
「なるほど」。こうして辿って行くと、コーヒーで世界を旅する気持ちになれますね。
「マラウィ」の香しい一杯をゆっくり頂きました。「まいるど」の名の通り、クセのない柔らかなコクのコーヒーでした。一杯の中に色んな満足が満ちているようなお味。さすがの美味しさのバリスタの淹れるスペシャリティコーヒーでした。ごちそうさま♪
私がコーヒーを楽しんでいる間にも、次々とコーヒー豆を求めるお客様が訪れていました。若い方からご年配の方まで色んな年代のファンがいるお店のようです。
コーヒー愛に溢れた真面目で丁寧な接客。
お客様の好みをお聞きし、その日にある豆の中からおすすめを丁寧にお伝えしている本当に真面目な接客ぶり。コーヒー好きの方ならこんなお店で、相談しながら豆を注文するのは大変嬉しいのでは。確かに皆さん笑顔で買って行かれていました。
一杯のコーヒーを求めて、このお店に吸い寄せられるように訪れてくる人々。
私がお邪魔している間にも、店内で3名の方がコーヒーを楽しみに来られました。イベント等によく参加しているお店らしく、その時はお休みにされているようです。満足そうに飲んで忙しく出ていかれる方。「イベントご苦労様でした」と労いの言葉をかける常連と思しき方。色んなお客様が一杯のコーヒーを求めて、このお店に吸い寄せられるように訪れてくる様子が見られました。スーパーの中のお店なので、スーパーの運営側らしき方がテナント用の資料を届けにきたりと庶民的な雰囲気が不思議となじんでいます。
「SP(ショッピングプラザ)コーヒー」を通じて色んな交流があるらしく、映画祭のポスターが貼ってありました。
スーパーの中にある隠れ家カフェ「SP(ショッピングプラザ)コーヒー」に是非一度足を運ばれて、バリスタの淹れる美味しい一杯を楽しんで頂いてはどうでしょうか。
「SP(ショッピングプラザ)コーヒー」
〒532-0002 大阪府大阪市淀川区東三国1丁目24-8