ただ熱湯をかけるだけではダメ!キッチンスポンジ消毒のNGとは?正しい消毒方法を元家政婦が解説
暑い季節は、キッチン周りの雑菌が気になりますよね。シンク周辺などは「とりあえず熱湯をかけておけば大丈夫でしょ?」と思うかもしれません。しかし、それだけではダメなモノもあるんです。たとえばキッチンスポンジがそう。元家政婦でプロ主婦の筆者が、キッチンスポンジ熱湯消毒のNGと正しい消毒方法をご紹介します。
「熱湯をかけるだけ」はNG!「水で冷ます」のが大切
キッチンスポンジに熱湯をかけたり熱湯につけたりすることは、もちろん雑菌の消毒になります。でも、お湯をかけるだけでそのまま放置するのはNG。そのままでもある程度温度は下がりますが、菌が繁殖しやすい40度前後の温度が長く続いてしまうからです。熱湯をかけたあとに、流水でスポンジを冷ましましょう。それから水気を絞ってよく切り、通気性のよい場所に保存するのが正解ですよ。
ちなみに、煮沸消毒や塩素系漂白剤のつきおきによる消毒は、スポンジの素材を傷め劣化を早める恐れがあるためNGです。
キッチンスポンジの正しい熱湯消毒方法
1.75~90度くらいのお湯を用意
2.スポンジをステンレスボウルなどの耐熱容器に入れる
3.スポンジの上からお湯をゆっくりまわしかけたのち、3分程度放置
4.すぐに水で冷ます
5.水気をよく切り通気性のよいところで保管する
消毒が面倒なら使い切りスポンジを使うのもおすすめ
スポンジの消毒が面倒だと思うなら、使い切りタイプのスポンジを使うのもおすすめです。ホームセンターや、100均などでも販売されています。薄いタイプのスポンジで、1日使って使い捨てるため、消毒の必要がありません。なんだかもったいない気もしますが、食器を洗って、シンクを洗って、最後は排水溝を掃除するなど、毎日使い倒して捨てれば罪悪感もありません。
スポンジを正しく消毒しよう!
スポンジにお湯をかけて放置するだけでは、そのあとに雑菌が繁殖しやすい温度が続いてしまいます。熱湯で消毒した後は、水で冷ますのを忘れないようにするのが大切。また、消毒が面倒な場合は、一日使い切りタイプのスポンジを使うのもおすすめです。ぜひやってみてくださいね。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の見解、体験を含みます。
関連記事 キッチンスポンジの正しい使い方って知ってる?実はあなたの使い方は間違っているかも?
関連記事 ダスキンVSダイソー!元家政婦がキッチンスポンジを使い比べてみた結果を発表!
※スマホアプリからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただくと最新記事の見逃しがなくおすすめです。