「福岡銀行が3月14日に取り付け騒ぎが起こることに備えて行員に通知した」デマに注意。銀行側は否定
3月3日、X(旧Twitter)で「福岡銀行が3月14日に取り付け騒ぎが起こることに備えて行員に通知した」とのデマが投稿され、140万件以上も拡散していますが騙されないように注意してください。
デマは反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」の元リーダーが投稿
問題の投稿は反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」の元リーダーで岡本一兵衛を名乗る人物が行ったものです。
同人物は3月3日の午前1時29分、「福岡銀行から、3月14日に取り付け騒ぎが起こることに備えて行員に通知がありました」、「これは噂でも推測でもない」、「私を信じてください」と投稿(現在は削除済み)しました。
しかし、この情報には何の情報源もなく、同人物が反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」の元リーダーとしてこれまでも複数のデマや陰謀論を拡散していたことを考えると信じるに値しません。
参考:反ワクチン団体「神真都Q会」幹部らに有罪判決 陰謀論の代償重く(2022年12月22日 朝日新聞)
福岡銀行「そのような事実はございません」と否定
こうしたデマの投稿を受けて翌4日、福岡銀行は公式サイトで「そのような事実はございません」と否定する発表をしました。
同行ではそのような通知をした事実はなく、「経営・資金繰りなど全く問題ございません」とのことです。
デマに騙されないよう注意してください。
3月4日17時06分追記
問題の投稿していた人物が投稿を削除し、「正確な事実確認が取れていない情報を発信してしまい申し訳ありませんでした」と謝罪しました。