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【宮城県 東松島市】8月中にGOGO特集!! 浜市の鳴瀬川河口で海と川のダンスを見に行こう

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

前回の「野蒜の亀岡トンネルでひんやり異世界体験」に引き続き、暑い8月だからこそ体験して欲しい、そして「8月中にGOGO!」と読者の皆さんの背中を押したくなる、近場でお勧めの場所をご紹介します。

▲ 昔は小さな売店があり、ちょっとしたお菓子や飲み物などを販売していた頃が懐かしい
▲ 昔は小さな売店があり、ちょっとしたお菓子や飲み物などを販売していた頃が懐かしい

その場所は「JR陸前小野駅」から徒歩約30分、または車で約10分の浜市地区「鳴瀬川河口」です。
鳴瀬川河口には「野蒜築港跡(のびるちっこうあと)」の石碑が建てられており、そこを目印にして(海の方向)徒歩の方は鳴瀬川の堤防を、そして車ご利用の方は堤防沿いの道路をとにかく真っ直ぐ進んで行くと迷わず到着出来ます。

▲ うっかり階段を見逃すと、次の階段を見つけるまでになかなか時間がかかるので要注意!
▲ うっかり階段を見逃すと、次の階段を見つけるまでになかなか時間がかかるので要注意!

徒歩の場合、堤防に上がるための小さな階段がところどころに設置してありますので、そこから簡単に登ることが出来ます。
※車の通りは比較的少ないですが、周囲と足元をご注意の上、十分にお気をつけて通行下さい。

▲ 堤防に上がると目の前には壮大な景色。一気に視界が広がるので、立ち止まって360度カラダをひねってしまう
▲ 堤防に上がると目の前には壮大な景色。一気に視界が広がるので、立ち止まって360度カラダをひねってしまう

堤防に上がると、広く美しい鳴瀬川の姿が目の前に飛び込んできます。
河口まで行かなくても、この景色で充分、と引き返してしまう方もいるかもしれませんが、是非ゴール地点の「鳴瀬川河口(野蒜築港跡)」まで景色を楽しみながら、先に進んで行きましょう。
また、この堤防の上からの景色は、徒歩の方しか味わえない特権。
鳴瀬川に生息している野鳥との出会いや、電車が通過する陸橋の全景など、目で楽しみながらウォーキングをする場所としてもおすすめです。

▲ ゴールが目の前に見えてくると、思わず走りたくなってしまうのは何故なのか
▲ ゴールが目の前に見えてくると、思わず走りたくなってしまうのは何故なのか

段々と歩き進めるごとに、目の前に河口が見えてきます。
近づくにつれて、海の香りと、そして「ザザー」という心地よい波の音が、次第に聴こえてくるので、実際に筆者は疲れよりも期待感が高まり、徐々に足取りが軽くなってゆき、最終的には競歩の如く、ハイスピードで最終地点に到着しました。

▲ ゴール地点の「鳴瀬川河口(野蒜築港跡)」撮影当日はガスがかかっていたのが残念!
▲ ゴール地点の「鳴瀬川河口(野蒜築港跡)」撮影当日はガスがかかっていたのが残念!

河口に到着すると、自然が作り出す神秘的な形状の砂浜と、川と海の流れがお互いにぶつかり合い、右や左にクルクルと動く不思議な光景を見ることが出来ます。※引き潮や満潮など時間帯によって景色はやや異なります。
目の前はすぐ海で、振り返れば川という条件が作り出す、神秘的な景色を、
是非「鳴瀬川河口」で楽しんでみて下さい。

今回は、暑い8月だからこそ体験して欲しい、そして「8月中にGOGO!」と読者の皆さんの背中を押したくなるお勧めの場所、浜市の「鳴瀬川河口(野蒜築港跡)」をご紹介しました。
8月が終わる前に、ぜひ体験してみて下さい。
※お子様をお連れの場合は目を離さぬ様、水難事故などに十分ご注意下さい。

名称:鳴瀬川河口(野蒜築港跡)
アクセス:「JR陸前小野駅」から徒歩約30分 / 車で約15分

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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