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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動! Part30:お店でもコートを脱がない 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさ~ん、こんにちは!

今回もご好評いただいている「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」シリーズをお届けしていきたいと思います!

第30弾となる今回も、韓国ドラマを見ているときに感じる疑問、不思議な行動やシーンについてどんどん書いていきますね☆

これまでのシリーズ第1弾から第29弾をまだ読んだことのない方は、ぜひ今回の内容と合わせて読んでみてくださいね~♪

それでは、今回の不思議をみていきましょう~!

今回のひとつめの不思議はこちら!

「お店で食事中なのにコートを脱がない?!」

韓国では、食堂や喫茶店でコートを脱がなかったり、コートを着たまま食事をしたりする人って結構多いですよね?

2016年に放送された韓国ドラマ「トッケビ」の中でも、キムゴウン演じるチウンタクが、サンドイッチを食べているコンユが演じるキムシンに話しかけているシーンが登場していますが、ここでもやはりコートを着て食べていましたよね♪

日本の場合、室内ではほとんどの人がコートを脱ぐことが多いですし、特に食事の時にはコートを脱ぐのは当たり前だし、脱がないで食べるのは何だか失礼な感じがするという人も多いのではないでしょうか。

でも韓国では、室内や食事の時にコートを脱がないのは、特におかしなことではなく、コートを脱がなきゃ失礼!と気にする人もあまりいないみたいです。

でも、やっぱりコートを着たままだと動きづらかったり、汚れてしまうこともあると思うんですが、何故、韓国の人たちは室内や食事の時にコートを脱がないのか?とっても不思議ですよね。

じつは皆さんも良くご存知の通り、韓国の冬は日本よりも遥かに寒いので、地下鉄やバスの中は暖かいものの、食堂や喫茶店などの店内はコートを羽織っていても結構寒いことが多いんですね。

韓国の食堂や喫茶店では、もちろん暖房がつけられてはいますが、それに追い付かないくらい結構寒かったりします。

そんなことから韓国の人たちは、室内や食事の時でもコートを脱がずに着ている人が多いんですが、他にも幾つか理由があるんです!

韓国では冬になるとオンドルを使用する家が多いため、部屋の中は夏のように暑い!

真冬でも半袖1枚で過ごせちゃう程なんです。

そんなことから、韓国ではちょっと外出する時でもTシャツにコートだけという人も多いので、外出先では寒くてなかなかコートが脱げない訳なんですね。

他にも、コートを置く場所がないためとか、コートを含めたトータルコーデをしているから脱げない!という人もいるようですよ。

それでは、次の不思議にうつりましょう!

続いてふたつめの不思議はこちら!

「コートが日替わり、たくさんある?!」

韓国ドラマを観ていると、登場人物たちが日替わりで違うコートを着ている程、沢山のコートを持っているイメージがありますよね。

ドラマだし、広告も兼ねてるから仕方ないのかな~なんて思った方も多いのではないでしょうか。

実はこれはドラマの中だけに限らず、一般の人もコートを何着も持っている人が多いような気がします。

その理由は、やっぱり韓国の冬の寒さ!

韓国の冬はかなり寒いですし、コートは絶対的必需品なんです!

なので、コートは羽織るためのものというよりも、れっきとしたコーデの一部という認識の人が多いため、何着も持っている人が多いんですね。

他にもコートって結構お値段がするものですが、韓国では比較的安い金額でコートを手に入れることが出来るので、お金持ちでなくても何枚かコートを持つことができるんですよ!

最後にご紹介する三つめの不思議はこちらです!

「酔ってる相手を連れて帰ったとき、コートを着たまま布団に入れる?!」

韓国ドラマの中に、たま~に登場する不思議なシーン、その中のひとつに酔ってる人を家に連れて帰ってコートを着せたまま布団に入れるというのがあります。

一瞬目を疑ってしまいそうなその光景!

実際の韓国でも本当にあるの?って思っちゃいますよね。

しかも外で着ていたコートのまま布団で寝るなんてことは、まず日本人の感覚としてはあり得ないことですもんね。

韓国で酔ってる相手をコートのまま布団に入れることは良くあることなのか?と言うと、実際はあまりないと言えます。

現実は韓国人は、楽な格好をして寝る事が多く、半袖短パンで寝たり、パンツ一枚で寝たりします。

なので、コートのままで布団に入るというのは、寝るときは楽が一番!の韓国の人にとってはあまりないことなんですね。

ドラマでは、酔ってしまい一人で歩ける状態じゃない人を家に連れて帰る大変さを、コートを着せたまま、寝かす事によって演出してるのかもしれませんね。

なのでそこはあくまでも韓国ドラマの世界だけにあり得ること?かも知れませんね。

いかがでしたか?

すぐお隣の国なのに、日本とは似ているようで全く違う文化を持つ韓国ですが、今回もドラマも交えて分かりやすくご紹介してみました♪

最近はあまり見かけなくなったものや、中にはドラマの世界だけというのもありましたが、少しでも韓国文化を楽しんで頂けたら嬉しいです。

それでは、次回もお楽しみにしていて下さいね!

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韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者12万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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