先日Twitterを眺めていたら、鳥勝 調布さんのツイートで、調布駅野近くにクロアチア風カレーのお店がオープンしていたことを知りました。

クロアチア風カレーとは珍しい！ 早速行ってみました。場所は調布百店街です。1階に案内が出ていました。実は先日、土曜日に前を通った時は「カレー完売」と出てていたのですが、今回は早めに行ったのでまだ大丈夫そう。期待を込めて階段を上がってみました。

階段を上がったところにあるバー「にけんめ」で間借りをしているのが、クロアチア風カレーの「Karlovac（カルロバッツ）」です。

メニューはクロアチア風カレー、クロアチア風ミニカレー、チーズクロアチア風カレー、たまごクロアチア風カレー、アスリートクロアチア風カレーの5種類。アスリートカレーのプロテインチョコレート味はカレーに入っているわけではなく、セットに付いてくるそうです。

たまごクロアチア風カレーを頼んでみました。大きなお皿にターメリックライスとチキンカレー。そして、温泉卵と野菜がトッピングされています。なかなかのボリュームです。

店主によれば、クロアチアではカレーはメジャーな食べ物ではないそうで、ここのお店で食べられるカレーは「クロアチアカレー」ではなく、あくまでもクロアチア「風」カレーだそうです。

クロアチアで野球選手として活躍していた店主が、クロアチアで一番有名なスパイス「べゲタ」などを使い、実際にクロアチアの野球場でも販売していたカレーとのこと。

え！もしかして、この朝日新聞の新聞記事に出ている大谷選手というのが店主さん……!?

正解でした。脱サラ後に海外に出て、野球選手として6ヵ国でプレーしてきたという大谷尚輝さん。中・高の部活でやっていた野球に、その後6年のブランクを経てプロとして再挑戦したというのもすごければ、イタリアを始め、オーストラリア、アメリカなどの野球チームに挑み、入団試験を受けさせてもらって、選手になり、「まずまずの結果を残せた（ご本人談）」というのもすごいです。

カレーを食べる前から質問攻めにしてしまい、情報量の多さに、すでにお腹いっぱい（笑）。この方……、とてつもなくすごい。

また、店名にもなっている「カルロバッツ」とは店主が所属していたクロアチアのチーム名で、クロアチアの強豪チームとのことです。下の写真はそのカルロバッツのTシャツ。店内でも販売中です。

大谷さんは2022年のシーズンで野球を引退し、2023年2月7日に調布で「Karlovac（カルロバッツ）」をオープンしたそうです。

さて、いよいよ実食！

カレーはスパイスがしっかり効いていて、辛いけど辛すぎない絶妙の味。玉ねぎの甘みも感じられておいしかったです。

もっと辛いのがお好みの方は、チリパウダーで辛くすることもできます。

クロアチアでプレーしていた元野球選手が作る、クロアチア風カレー。このあと取材の予定もいろいろと入っているそうで、これから話題になりそうな予感がしました。

テイクアウトもOKだそうです。カレー好きの方、クロアチア好きの方、海外好きな人はぜひ訪れてみてください。