行列に並んででも食べたいパティスリー「patisserie un cadeau パティスリー アンカド」のケーキを紹介したのは先月のこと。

秋の味覚といえば「モンブラン」ですが、アンカドでは秋のみ提供している「2種類のモンブラン」が人気です。今しか食べられない別格級のモンブランをこの記事ではご紹介します。

別格級のモンブランが食べられるのはイートインのカフェのみ

早速ですが、別格級のモンブランはこちら。イートイン限定のモンブランです（¥1800＋ドリンク代）。

モンブランに使用する栗は「美玖里」と「銀寄栗」の2種類。どちらも熊本県産の栗を使用しています。

江戸時代からの和栗【銀寄栗】は、ほんのりと甘く、甘すぎず淡白すぎない上品な甘さとホクホクとした食感が特徴的。色は落ち着いたマロン色。

和栗の最高峰【美玖里】は全国38haで栽培、全体で見ると0.34%と希少な栗なんだそう。黄色味が強く、これぞほくほくの栗！というモンブラン。独特の香りやナッツ感が感じられます。

筆者は「銀寄栗のモンブラン」を、同行者は「美玖里のモンブラン」を選択しました。お値段は少し高めですが、栗は時間が経つ程に味の変化があるので「搾りたての栗のペーストたっぷりの贅沢を味わえる」となれば納得の価格でしょう。

InstagramやWebサイトで何度も見ていますが、実際目の前に置かれると食べるのが惜しいくらいに美しい...。

搾りたてのマロンペーストは優しく、品のある美味しさ。これだけの量なのに途中で飽きるどころかいくらでも食べられる。

コクがあるのは「美玖里のモンブラン」かもしれない...。甘すぎず淡白すぎない「銀寄栗のモンブラン」が筆者は好みですが、どちらを選んでも満足のいく一皿であることは間違いありません。

美しいのはモンブランだけではなく器も同様。オーナーシェフがこだわって選んだ器についてはブログに書いてあるので、時間があれば読んでみてくださいね。

イートインで提供されるのは、美味しいスイーツだけでなくその空間で過ごす時間そのもの。カフェでイートインする場合はスイーツ＋ドリンク1杯をオーダーします。

筆者が今回選んだドリンクは「ジンジャー（アイス）」。生姜にきび砂糖、スパイスが入った体に優しいドリンク。ジンジャー強めでコクがあり、優しく体にす〜っと溶け込んでいく感覚。筆者は次もきっと同じものを選ぶでしょう。それくらい気に入りました。

定番人気の珈琲はこちら。

イートインできるカフェは予約した方が確実

筆者たちは予約せずにパティスリーへ行き、1時間待ちでカフェを利用しました。確実に入りたいなら事前に予約することをおすすめします。

カフェではカップルや女性同士のグループが多いなか、女性一人や男性一人で時間を過ごす人たちも見られました。よく見ると、全員がモンブラン（笑）。和栗のモンブランはまだしばらく提供されるそうです。別格級のモンブランを求めて出向いてみてはいかがでしょうか。

※2024年10月半ば時点のメニューと価格です。

取材協力：アンカドオーナー山根シェフ、スタッフの皆さん、
いつも快く取材させていただきありがとうございます！この場をお借りしてお礼申し上げます。

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