「お酒」で"肝臓が悪くなる"のはなぜ?-お酒(アルコール)と肝臓の関係を分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「お酒と肝臓の関係」を解説していきます。
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肝臓ってどんな臓器?
「肝臓」は右上腹部にある大きな臓器で、成人では約1500gほどもあります。
そして、肝鎌状間膜というヒダによって、右側(右葉)と左側(左葉)に分けられます。
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たくさん働きがあり「体内の大化学工場」のような存在といえます。
具体的には、栄養素の代謝・胆汁の生成・解毒・アルコールの分解・ホルモンの不活性化などをしています。
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お酒で肝臓が悪くなるのはなぜ?
アルコール(お酒)は、まず肝臓の「ADH」によって「アセトアルデヒド」に分解されます。
そしてアセトアルデヒドは、「ALDH」によって「酢酸」に分解され、その後「水と二酸化炭素」に分解されます。
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そのなかでお酒をたくさん飲み続けていると、アルコールの分解が追いつかなくなります。
すると、有毒物質である「アセトアルデヒド」が蓄積して、肝臓の細胞が障害されます。
ちなみに…
お酒を飲んで顔が赤くなりやすい人やお酒が弱い方はアルコールの分解酵素(主にADH・ALDH)が欠損していたり、活性が弱い可能性があります.
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お酒で肝臓が悪くなるとどうなる?
進行の仕方には個人差がありますが、アルコール性脂肪肝とアルコール性肝炎を繰り返して「肝硬変」に進行することがあります。
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肝硬変でも、初期(代償期)では無症状なことが多いです。
しかし、進行する(非代償期)と黄疸・むくみ・肝性脳症・全身の倦怠感・疲れやすさなどの症状が現れます。
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お酒はどれくらいなら飲んで良い?
1日の適正な飲酒量は、純アルコールで20g程度といわれています。
※ただし、女性や遺伝的にアルコール分解酵素が欠損している方は、これ以下でもアルコール性肝障害を発症することがあります.
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最後に
お酒は上手に付き合うことができれば、ストレス解消や趣味にもなります。
ただし、"飲み過ぎ"てしまうと肝臓やすい臓などを悪くしてしまうので注意しましょう。
では、今回はここまでになります。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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