宿泊経験500泊。関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな！です。

12月に入り、日によっては寒く、温かい日本茶がおいしい季節になってきました。

今日は、いま注目されるカラフルながら値段少し値段が高い「進化系おはぎ」について、買うべき・避けるべき？をテーマにレポートします。

タケノとおはぎ

都内の代表的な「進化系おはぎ」の店舗がタケノとおはぎ。

世田谷本店（桜新町）、学芸大学店、表参道店があります。

進化系おはぎのお店によくある、木箱での販売。定番と日替わり（季節感を重視）を、１個から販売しています。

人気の高いカラフルな進化系おはぎは300円台。基本のこしあん、つぶあんは180円でした。いずれも、日持ちは当日です。

１個から購入できますが、３個、５個、７個を選ぶと、曲げわっぱに詰めてくれます。

左から時計回りに、黒ゴマとさくらんぼ（短夜の候/みじかよのこう）、カボチャと焼きりんご、金ゴマとドライいちぢく（和薔薇）です。

なかのご飯の部分の舌触りが抜群で印象に残ります。昔ながらのおはぎに比べれば、甘さは控えめです。

持ち帰ったあと、素材を覚えていなければ何の味か言うのは意外と難しく、味覚よりは、見た目や季節性に訴える和菓子です。香料の使用を控え目にすると、このような穏やかな味になるのかも知れません。

話題性があるため、未食の人がいれば買ってゆきたいですし、季節替わり・日替わりのため、経験者でも喜ばれるはずです。自分用に何度も買うかというと値段からも微妙なところがあり、どちらかといえば「贈呈」「サプライズ」「インスタ」寄りのおはぎと言えるでしょう。

※タケノとおはぎ　…日持ちは当日

売り切れ時間の目安は、下のリンク先に掲載があります。

【カクエキ！用賀駅　全ロケ地】何がある？ 自然派パンや進化系おはぎがある静かな街 #28（とらべるじゃーな！）

フラワーおはぎ専門店 Oh!huggy!!（オーハギー）

神戸に本店がある、フラワーおはぎ専門店 Oh!huggy!!（オーハギー）は、世田谷店（小田急千歳船橋駅前、11/30開店）、小田原店（12/７開店）の２店をニューオープンしました。

既存店は、岡本（神戸市東灘区）、豊洲、袖ヶ浦、札幌、京王よみうりランド、神戸マルイ、小松（石川県）、石垣島です。

基本のこしあん、粒あんは220円で、タケノとおはぎの180円よりは高め。カラフルなおはぎは、同じ300円台でした。

中央の寒椿（かんつばき）は、ホワイトチョコといちご。

タケノとおはぎ同様、季節性を重視していますが、クリスマスリースを模したおはぎが右上にあるように、ややポップな展開です。

・タケノとおはぎ　…アート、技巧性を重視
・オーハギー　…ポップ、かわいいを重視

オーハギーの特徴は、飛騨地区のもち米を使っていること。色の白さが際立ち、みずみずしく米の風味が抜群で、米だけで売って欲しいほど。

あんはタケノとおはぎ同様、自己主張は少な目です。

タケノとおはぎ同様、自分用というより「贈呈」「サプライズ」「インスタ」に寄ったおはぎかと思いますが、やや若者向けとなります。

※オーハギー　…常温で当日中、冷蔵で翌日中、冷凍（要予約）で10日間

オーハギーの詳細は、下のページにあります。

都内にカラフルおはぎ新店　飛騨産の真っ白なジューシーもち米が特徴、11月30日（土）にオープン

菓匠あかねね

菓匠あかねねは、東京都の下町・荒川区にある、個人のおはぎ店です。

進化系おはぎらしく木箱での販売ですが、庶民的な下町らしく、こしあんは160円で最安値。カラフルおはぎも200円弱が中心です。

写真は、レモン、ピスタチオ、こしあんです。

レモンは、香料系？のしっかりレモン味で、甘さも十分で子どもが喜びそうな味。一方打って変わって、ピスタチオはよい材料を使っている印象で、甘さ控えめで大人向き。こしあんは、普通程度でした。

朝５時からすべて店主が手作り。ごはんには、シソの葉が混ぜ込まれ、食感の演出になっています。

※タケノ、オーハギーは、価格帯から自分用としては微妙かと思います（個人の意見です）。「自分へのご褒美」「糖質少なく満足度確保」といった目的なら。「贈呈」「サプライズ」「インスタ」なら、おすすめです。

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