【京都府長岡京市】商店街の広場に絶品手造りおにぎりキッチンカーが登場! 中学生たちのフードドライブも
セブン商店街内にある「セブンラボ・ストリート」を2022年11月17日に通りがかると、2台のキッチンカーに、テントの中で、何やら若い学生たちも集まって、ずいぶんと賑やかな状態になっていました。
いつものたこ焼き屋さん「フードトラックKAI」のNAMIさんのピンクのキッチンカーのとなりに、 一段と大きなキッチンカーが登場していました。出店していたのは、手作りおにぎりの橙橙(だいだい)です。
こだわり卵の卵黄だけを贅沢に使用し、自家製だれに漬け込んだ「至福の熟成卵黄おにぎり」を食べたかったのですが、さすがに1番人気! すでに売り切れで残念。店名の由来ともなった看板メニューです。ラインナップは他に塩、ツナマヨ、たたきうめ、おかかチーズ、ピリ辛高菜、鮭の6種とこの日の限定は塩昆布でした。
おかかチーズと鮭を注文しました。なんといってもごはんが美味い! 高級おにぎりというとコシヒカリやササニシキなどと思うのですが、あえて、おにぎりに合う粘りのある北海道石狩産「ゆめぴりか」を使用して、固めに炊き上げるのだそう。食味を出すため、色彩選別機を3度通したこだわり米を直接仕入れています。さらに、おかかにとろとろクリームチーズがこんなにも合うとは。
商品開発に試行錯誤を繰り返したという店主は、「主人の勤め先が長岡京市で縁があって、このセブラボで出店することになりました、セブン商店街の皆さんが人情味があって、居心地がいいので、時々やって来ます」といいます。
この日は、地元立命館大学附属中学校の生徒たちが、授業の一環としての社会貢献活動として、フードドライブを行っていました。フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらを取りまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。アメリカで食品ロスの削減と生活困窮者支援の目的で始まったと言われています。
同校の森島知子教諭は、「チラシとかも生徒たちが作ったものを事前にみんなで配りました。新型コロナ禍でなかなか出れなかったこともあって、貴重な体験になると思います」と話します。活動に参加した2年生のカレンさんは、「1年間に何万トンと食品ロスがあることなどを事前に勉強して、自分の生活などでも、必要以上に買い過ぎないようにしたり、気をつけるようになった」と語ってくださいました。
ベビーカーなどで小さな子どもを連れたママさんたちもたくさん訪れ、この日のセブラボは若々しい雰囲気に包まれていました。ぜひ楽しさ倍増の広場に集って見ませんか!
セブンラボ・ストリート 長岡京市長岡1丁目4