ダイソー330円「ユニバーサルソケット」レビュー:便利だけど万能はちょっと言い過ぎ?
100円ショップの工具って、昔はちょっと頼りないイメージがあったけど、最近は高機能な商品も増えてきてるよね。そこで今回は、ダイソーで売ってる330円の「ユニバーサルソケット」を試してみたんだ。いろんなネジに対応できるらしいんだけど、ホントに便利なの?
●ユニバーサルソケットって?
ユニバーサルソケットって、いろんなサイズのネジに自動で合わせてくれるスグレモノなんだ。
ソケットの中にいっぱいピンがあって、ネジの形に合わせてグニッと変形する仕組み。だから、工具をいちいち取り替えなくても、いろんなネジをクルクル回せちゃうんだって。
●実際に使ってみた
まずは、スクーターのマフラーを止めてる14mmのボルトを外してみたよ。ちょっと力を入れる必要があるけど、ちゃんと緩めることができた。
バネの力で押し返されるから、普通のソケットとちょっと使い方が違うんだけど、慣れれば問題なし。
ところが、いざ締め付けようとしたら、ソケットが外れなくなっちゃった!どうやら、ネジに食いついてしまったみたい。ハンマーで叩いたら外れたんだけど、ちょっと焦ったよね。
●17ミリのナット
次は、17mmのアクスルシャフトナットに挑戦。これも同じように緩めようとしたんだけど、面積が大きい分力がいるし、ソケットが滑ってうまくいかない。
結局、17mmのナットは断念。
ついでに、ナットに傷がついてしまった。
●ママチャリの15ミリナット
15mmの自転車のナットは、エッジがあるおかげでスムーズに回すことができた。締め付けも問題なし。
●こんな時に便利ユニバーサルソケット
実際に使ってみて、ユニバーサルソケットの得意分野は、やっぱり特殊な形状のネジなんだ。ヒートンとかフックとか、普通のソケットだと回すのが難しいネジも、ユニバーサルソケットなら楽々。指で回すより圧倒的に楽だし、あっという間に外せちゃうよ。
●万能じゃないけど便利?だった
「どんなネジでも回せる」って謳い文句だけど、さすがに万能ってわけじゃない。14mm以下のネジなら問題なく使えるんだけど、それ以上のサイズだと力が必要だったり、滑ったりすることがある。
●センターは出ない罠
ひとつだけ注意点があるとすれば、その構造上サイズによってはセンターがズレるという事実。
これ、回すときに芯がブレるから、間違ってもインパクトドライバーとかでは使わないほうが無難。いやまじで、一発でナメる危険がある。
●まとめ
でも、330円という値段にしては、なかなかの働きっぷりだと思う。複数のサイズのネジを扱う時とか、予備的な工具として持っておくと便利かもね。
注意点
力を入れすぎるとソケットが外れることがある
ソケット内部のピンに指を挟まないように注意
オープンナットなど、ネジが飛び出ているものには使用できない
ダイソーのユニバーサルソケットは、330円という価格でいろんなサイズのネジに対応できる便利な工具。万能ではないけど、ちょっとしたDIY作業には十分活躍してくれるぽい。なんたって安いので、おひとつ如何でしょ??