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蚊よりも強烈!真夏の夜釣りで襲われた小さな虫の正体とは…?

なるフィッシュ釣り情報メディア『釣りの知恵袋』

日中はグングン気温が上がって危険な暑さとなっているため、この時期は日中を避けて夜釣りをする釣り人の方も多いかと思います。

ですが釣りは屋外のアクティビティということもあり、特にこの時期に気を付けなければならないのが虫除け対策

僕も先日、夜釣りに出かけていたのですが、虫除け対策を怠った結果、とんでもない目に遭ってしまいました。

それは夜の海辺での出来事

夏は魚も日中の暑さで活性が下がってしまうため、この日も水温の下がる夜に釣りに出かけたのですが、いつも釣り場に持ってくるはずの虫よけグッズをこの日に限って忘れてしまいました。

「まぁ、蚊に刺されるくらいだろう」と、そう深く考えずに釣りをしていたのですが、これが大きな過ちでした。

翌日、猛烈な痒さが手を襲う

釣りから帰った翌日、今まで体験したことのない痒みが腕や首を襲います。

夜釣りをしていた日は肌が露出していた部分を常に気にしていたので、蚊に刺されたつもりは全くなかったのですが、腕と首には蚊のような虫さされの跡が。

とても痒かったのですが、1-2日経てば治まるだろうと思っていると…

なんと、虫さされた部分の周りまで腫れてきて、手首の太さが変わっているではありませんか!

しかも痒みもだんだんと強くなり、思わず常に掻きむしってしまうほど痒いんです。

これは普通じゃないと思い返して調べてみると、思い当たる節がありました。

猛烈な痒みの正体は小さな虫

夜釣りの時には蚊を見かけなかったのですが、思い返すと手元にコバエのような虫が頻繁にまとわりついていたような…

そんな記憶を頼りに調べていると、一匹の虫の情報が目に留まりました。

wikipediaより引用
wikipediaより引用

その虫の名前はヌカカといい、体長は1-1.5ミリの非常に小さなハエの仲間で、一部の種類のメスは蚊と同様に吸血動物となる…

「これだ!!」

確かにコバエのような虫が手にまとわりついてきた時から、手が痒くなってきましたし、ヌカカの生息域も森林やや川、海辺などの湿気のあるところということで、遭遇する可能性は十分にありそう。

刺されるまでは全くヌカカの存在について知らなかったのですが、ヌカカに刺されたという釣り人はたくさんいるようでした。

ヌカカに刺されたその後の経過については、下の記事で詳しくまとめています。

ヌカカに刺される前にできることは?

ヌカカや、ヌカカに刺された後のことについて紹介しましたが、できることなら刺される前にしっかり対策をしたいですよね?

そこでここからは、ヌカカに刺される前にできる対策について2つ紹介します!

その① 肌を見せない

一つ目の対策は、肌を見せないことです!

夜釣りをしていた日の服装は長袖の上下だったこともあり、この日刺されたのは腕や首といった肌が布で隠れていない部分だけでした。

でも「夏に長袖は…」という方もいらっしゃると思うので、そんな方にオススメなのがアームカバーです!

特に接触冷感のタイプのアームカバーなら、肌の熱を上手に外に逃がしてくれるので快適に過ごせます。

その② 虫よけスプレーを使う

二つ目の対策が、虫よけスプレーを使うことです!

市販のスプレーでも良いのですが、個人的にオススメなのがこちらのハッカ油

天然由来成分を使用していて、虫よけとして渓流釣り師の間で絶大な支持を得ています。

汗で流れやすいのが欠点ですが、こちらを肌や服の上に塗ることで特に虫の多い夏場の渓流でも快適に釣りをすることができます。

またハッカの清涼感のある香りが夏の暑さを和らげてくれます。

今回は夏の夜釣りで注意すべきヌカカについて紹介しました!

ヌカカに限らず、夏はブヨやアブなどの注意すべき虫がたくさんいるので、しっかり対策をして安全に釣りを楽しむようにしましょう。

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