「札幌国際芸術祭実行委員会」では、札幌市内の美術館や文化施設とタッグを組み、展覧会をもっと楽しむための新プログラム「SIAFふむふむシリーズ」をスタートしています。今回は「札幌芸術の森美術館」で開催している展覧会「きみのみかた みんなのみかた」と連携したプログラム「ゲイモリでふむふむ！」をご紹介します。

（トップの作品は、堀内掬夫《作品 MANDAS-25》2000年　札幌芸術の森美術館蔵）

市民の憩いの場でもある「札幌芸術の森美術館」

「札幌芸術の森」は、北方の新しい芸術・文化の創造を目指して、1986年7月にオープンしました。

四季折々の表情を見せる広大な敷地に、国内外の彫刻作品を常設展示する「札幌芸術の森野外美術館」、札幌芸術の森美術館と工芸館での企画展示事業、音楽や舞台芸術分野の創作・公演事業、工芸（陶芸・染色・織・木工他）、版画等の講習会事業なども行っています。

豊かな自然の中で、観る、体験する、創る活動を通して芸術と出会い、人々と交流することができる場所として、市民を始め多くの人に親しまれています。

「ゲイモリでふむふむ！」の魅力

「札幌芸術の森美術館」で開催中の展覧会「きみのみかた みんなのみかた」は、同美術館が所蔵する約1,700点のコレクション作品から、とっておきの作品を紹介する展覧会です。

作品を鑑賞するためのさまざまな仕掛けがあります。ぜひ、期間中に行って、観ていただきたいと思います。

そして、今回ご紹介するのは、2月26日、27日に開催される「ゲイモリナイトミュージアム オンライン」です。

展示作品から数点をピックアップし、その魅力を豊富な知識のある学芸員が紹介してくれます。

また、普段は見ることができない「収蔵庫」にも案内してくれるそうですよ。

オンラインツアーは2月26日、27日の両日とも17：00～18：00に開催。参加方法はYouTubeライブ配信（要申込・視聴用URLを事前に送付）。参加費は無料です。

申込期限は2月20日。詳細はSIAF公式ウェブサイトをご覧ください。

みる人によってさまざまな作品の見方を受け止め、一人一人の心の動きに寄り添う味方となるような展覧会です。冬の札幌芸術の森美術館も楽しんでください。

近くには美味しいコーヒーやスイーツを楽しめる「SIX COFFEE & CHOCOLATE」もありますよ。

＜展覧会「きみのみかた みんなのみかた」＞

＊開催場所：札幌芸術の森美術館（札幌市南区芸術の森2丁目75番地）

＊TEL：011-592-5111（代表）

＊会期：1月22日（土）～3月13日（日）

＊時間：9：45～17：00（入場は16：30まで）

＊休館日：月曜日

＊観覧料：一般800円　高校・大学生400円　小・中学生200円　

＊公式ホームページを参考にしてください。