【炭治郎式】不安や恐怖を軽減する方法をご存じですか?
こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行いながら、インスタにてHSP気質をもつ人々への発信を行っています。インスタにも遊びにきてね♪
日々生活していると、不安や恐怖を感じることもありますよね。
「将来への不安」
「大勢の前で話すことへの恐怖心」
それらは、誰もが1度は経験したことのある感情かと思います。
この不安や恐怖、ゼロにすることは、現実的ではありません。
不安や恐怖があるからこそ、人は危険を回避することができます。
そして不安や恐怖があるからこそ、人はそれを克服しようと努力するわけですね。
不安や恐怖は、あって然るべき感情とも言えるでしょう。
しかし、この不安や恐怖、HSPさんは、人よりも強く感じやすい気質でもあるため、苦労することが多いかもしれません。
誰でも不安や恐怖は感じるものですが、HSPさんに関しては、その程度の差が人よりも大きいわけです。
そこで今回は、大人気アニメ鬼滅の刃の主人公、炭治郎も実践しているある方法をお伝えしたいと思います。
きっと役に立つはずですよ♪
炭治郎も実践した不安や恐怖への対処法
そのある方法とは・・・
「自己教示法」
というんです。
自己教示法とは、言語によって自身の行動を変容させていこうとする方法のことを言います。
では、炭治郎が一体どのような自己教示法を行っていたのか?
一緒に確認してみましょう♪
いかがでしょうか?
直前には、こんなセリフがあります。
まさに、言語によって自身の行動を変容させていこうとしているわけです。
不安や恐怖を感じ、折れそうになった心を、今まさに自身の言語によって変えていこうとしていることが分かるかと思います。
この自己教示法ですが、元々は、多動・衝動を持つお子さんの行動改善において成果をあげました。
そして現在では、更に様々な場面への広がりを見せています。
自己教示法のやり方
簡単にですが、自己教示法の流れを説明しておきたいと思います。
- 指導者が声に出して目標行動(課題)を行い、示範する
- 学習者は、指導者の教示により、課題を行う
- 学習者は、1人で教示を声に出しながら課題を行う
- 学習者は、1人で教示を自分にささやきかけながら、課題を行う
- 学習者は、教示を内言(心の中でつぶやく)しながら、1人で課題を行う
通常、このような5つのステップを踏みますが、炭治郎のように指導者無しで、1人で自己教示を行うことも、大いに有効かと思います。
それぞれの課題のレベル、その人の置かれている状況によって、当然指導者の必要性は変わってくるでしょう。
炭治郎の良いところは、この自己教示の中に、自己を肯定するワードも盛り込まれていることにあります。
もう1度先程のセリフを振り返ってみましょう♪
気付きましたか?
「俺は今まで よくやってきた!!」
過去の自分を肯定していますよね♪
今まで頑張ってきた、つらいことや苦しいことを乗り越えてきた自分を称賛し、肯定していることが分かるかと思います。
そしてもう1つ、炭治郎の良さが垣間見えるワードがあります。
「折れていても!!」
これから直面するであろう数ある困難に対して、心折れることもあるだろうと予測しているわけです。
自分がそこまで強い人間ではないことを自覚しているのでしょう。
しかし、こうも言っています。
「俺が 挫けることは 絶対に無い!!」
心折れることがあったとしても、挫けることは絶対に無いと言っているんですね。
人は誰でも弱い一面も持ち合わせていますが、それも含めて自分なんだとし、そしてその上で強い覚悟を持っている炭治郎ならではのセリフです。
これから生活していく中で、不安や恐怖に襲われることもあるかと思いますが、そんな時は、今回お伝えした炭治郎のセリフ、自己教示法を思い出してみてください。
不安や恐怖が少し楽になるはずですよ♪
心の中のお守りにしてくださいね♪
まとめ
不安や恐怖を感じた時は、「自己教示法」を実践してみましょう♪
自己教示法とは、言語によって自身の行動を変容させていこうとする方法のことです。
自己教示法において、非常に参考になるのが、大人気アニメ鬼滅の刃の主人公、炭治郎のセリフです。
不安や恐怖で折れそうになっていた心を、今まさに言語によって立て直し、行動を変容させていこうとしていることがよく分かるセリフです。
今後生活していく中で、不安や恐怖をゼロにすることはできません。
誰でも不安や恐怖は、感じるものです。
その不安や恐怖とどう向き合っていくか?
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです♪
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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