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『ど根性ひまわり』をご存知ですか？

東日本大震災で被災地した石巻に「がんばろう！石巻」と書かれた看板が建てられました。その看板のそばにひまわりの種が津波で流れ着き、芽を出し花を咲かせました。津波にも塩害にも負けず、たくましく生きるひまわりは『ど根性ひまわり』と呼ばれるようになりました。

『ど根性ひまわり』から採れた種は全国に配布され、各地で命を繋いでいます。

ど根性ひまわりフェス2

2024年1月27日に衣笠仲通り商店街 まん仲大市内で「ど根性ひまわりフェス2」が開催されます。

衣笠商店街といえば、歌楽屋の店長であり、衣笠仲通り商店街協同組合 理事長である中西さん！そして神奈川県茅ケ崎支援学校 小川先生にお話を伺ってきました。

今回のイベントテーマ 「防災共生」 ～ともに生き ともに備える～。

小川先生は衣笠のご出身です。立ち寄った行政センターで衣笠小学校支援級の「ど根性ひまわりの取り組み」を知り、衣笠小学校と情報交換を行ったことがきっかけで、このイベントが実現しました。

中西さんは「素晴らしい取り組みに共感しました。衣笠商店街で開催したいと思いました」と話します。

特別支援教育と地域防災

小川先生は神奈川県立茅ケ崎支援学校に勤務しています。

「ともいきかかり ゆうとりんズ with HARUKA」という茅ヶ崎支援学校卒業生、在校生、教諭のユニットバンドをサポートしています。

モニターに映っているのは、2023年10月1日　サザン茅ヶ崎ライブ最終日サザンビーチで行われた「おもてなし2023」でのライブの様子です。

奥でギターを担当しているのが小川先生です。15歳の時に初めてギターを弾き始め、しばらくブランクがありましたが、ユニットのサポートとして再びギターを弾き始めたとのこと。

前列の男子生徒はシンガーソングライター。ギターを始めたいという思いから、一から習い始めました。当初は人前に出ることが苦手でしたが、ステージ出演が動機づけとなり自身の役割を認識し、人前で演奏できるようになったとのこと。毎日、毎日少しずつ練習して、上達したそうです。

女子生徒は16歳です。非常に音感に優れており、歌い始めると圧倒的な存在感を放つそうです。紅白歌手が夢です。

あるステージでは支援学校のバンドというだけで、ステージが務まるのか主催者は不安げな様子でしたが、始まった瞬間に演奏に聞き入っていたという出来事もあったとのこと。

「支援学校や生徒たちについて、偏見もまだまだ多い。ともに生きる社会を広げるために、音楽活動の場を広げて地域の方々と繋がっていきたい」と話します。

赤ちゃんからお年寄り、障がいのある人ない人、全ての人が支え合いながら過ごすことができる社会を目指しています。

アトラクション コラボコーナー

衣笠仲通り商店街協同組合 理事長である中西さんもミニライブを行います。

11時30分から出演します。

当日の打ち合わせの様子です。中西さんの深い優しい歌声に感動しました。

小川先生が教育の上で大事にしていることは机上の勉強ではなく「実体験」。

理解することは、自分自身が見て感じて、心に刻むこと。

「ともいきかかり ゆうとりんズ with HARUKA」のライブは14時10分から30分間、開催します。皆さん、ぜひイベントに足を運んでくださいね。

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