【葛飾区】立石の隠れたパワースポット!陰陽師・安倍晴明が勧請した「五方山 熊野神社」
「安倍晴明」といえば、小説や映画、ゲーム等でもおなじみの平安時代の大スター陰陽師。
その晴明さんが勧請した、一千年の歴史を持つ神社が立石にあるのです!
その名は「五方山 熊野神社」。
京成青砥駅から徒歩で10分ほど、中川の蛇行部分の右岸にあります。
立石の住宅街を歩いていくと、突然白い石造りの大きな鳥居が見えてきます。
鮮やかな朱塗りの門をくぐると、樹々に囲まれた権現造の立派な社殿が現れます。
この「五方山 熊野神社」は、都内で唯一、安倍晴明が勧請した神社と言われています。
那智で修行した晴明さんが、清浄なる地を求める旅の途中でこの地に立ち寄り、熊野権現を勧進する場所としてここを選定したそうですよ!
実はこちらの神社の敷地は、陰陽五行説に基づいた五角形をかたどっており、陰陽道の結界で守られているそうです!「五方山 熊野神社」の名前は、これに由来します。
境内に厳かで落ち着いた空気が満ちているのも、納得です。
社殿の両脇には高さ25m、樹齢370年のクスノキのご神木が2本立っています。この「熊野夫婦楠」が清浄なエネルギーを発するといわれており、周囲はパワースポットとなっています。
ここで手をかざすと、なんだか清々しい「気」を感じます…!
このクスノキは葛飾区登録天然記念物に指定されており、区内有数の名木として親しまれています。
この神社のご神紋は、五角形に囲まれた八咫烏。サッカー日本代表のエンブレムとして有名な、あの三本足のカラスです。 熊野権現に仕える存在として信仰されてきました。
よく見ると、門幕や拝殿のお賽銭箱など、あちこちで八咫烏の姿を見ることができます。八咫烏は「導きの神」。ぜひ探してみてください。
境内の一画には「神馬」として活躍するポニーが三頭います。こちらの神社には幼稚園が併設されており、園児たちに親しまれているそう。愛らしい姿は、参拝客にも癒しとなっています。
さまざまな守護とエネルギーに満ちた、五方山 熊野神社。住宅街にありながら、別世界を訪れたような清らかな空間です。
立石の隠れたパワースポットに、足を運んでみてくださいね。
【基本情報】
施設名 五方山 熊野神社
住所 東京都葛飾区立石8-44-31
電話 03-3693-5623
アクセス 京成線青砥駅から徒歩10分
公式HP http://jinjya.kumano-kids.com/