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【名古屋市】応援団を応援しよう! まずは今週土曜日昼に久屋大通公園に駆け付けろ

ぽぶ・ばしおライター(名古屋市)

 名古屋駅で地下鉄に乗る際、目を引かれるポスターがあった。「応援の七雄 名古屋に集結」とのスローガンが中央にあり、それを威勢よく掛け声を張り上げる若者たちの姿が囲む。

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 さらに注目すると、「名大応援団 完全復活へ」との文字が。若者たちの姿の傍らには出身大学が添えられているが、その中に「名大」がない。気になってすぐにスマホで検索してみると、名古屋大学には現在、応援団がないそうだ。それも今年、旧帝大の各運動部で競い合う七大戦が名古屋大学主管で行われているにもかかわらず。ゲストを迎える立場なのだが、ホストを担う役割がいない。これは由々しき事態だ。

 各運動部と違い、応援団がお互いに競い合うことはない。しかし、七大戦の結果としての順位は、応援団にも受け止めなければならない事実としてのしかかる。だからこそ応援団も、エールを送る使命に全力を尽くす。名古屋大学に応援団がないというのは、大学のプライドをかけて一致団結し七大戦を闘い抜く気概が欠けていると言わざるをえない。

 七大戦はこれまでに多くのドラマを生み、映画や小説などに作品化された。その中でも北大柔道部の青春群像を描いた「七帝柔道記」(増田俊也著、角川書店刊)は、人気を呼び漫画化もされて大きな反響を得た。七大戦を多くの人々に広く知らしめた著作だろう。

 応援団文化の認知、名古屋大学の応援団復活のため、七大戦に参加している応援団がクラウドファンディングの達成を経て、8月17日(土)11:00~13:30に名古屋・栄の久屋大通公園メディアヒロバで演舞のデモンストレーションを開催する。その翌日の8月18日(日)9:30~19:00(9:00開場)には、名古屋大学豊田講堂で全国七大学応援団・応援部合同演舞演奏会が開かれる(入場無料)。彼らが青春を燃やしエールを届けようとする姿を見に行こう!

ライター(名古屋市)

5年住んだ豊橋市から帰ってきました。名古屋市には、まだまだココホレ的なモノがある! みなさんと名古屋をココホレしていきたいな。 【実績】 テレビ愛知 「工場へ行こう」「わが社の星」「歴史のバイプレイヤー」など特集ニュース制作。 織田有楽斎 https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=2929  スタッキングチェア https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=2277  クリエイティブリンクナゴヤ 「オイスターズ インタビュー」https://creative-link-nagoya.jp/column/1781/

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