こちらで京都の記事のアップを初めて1年以上。今回、初めて山科区のお店をご紹介することになりました。なぜこれまで山科区に行ってなかったのか、近いのに。その理由は、ただ行く機会がなかったからなんですが、ちょいと見てみたらエエ感じの店がたくさんあるじゃあ〜りませんか！ 今後はちょくちょく山科のお店も登場予定となっております。というわけで、その記念すべき山科区一軒目は、約半世紀の歴史を持つ地元愛され食堂です。では早速どうぞ！

こちらが「みやこ食堂」さん。すっきりとした外観と、大盛りご飯がデザインされた看板が目を引きますね。場所は国道1号線から少し南、最寄り駅は地下鉄東野駅で、南西へ約1km、徒歩12分ほどとグーグルマップで教えてもらいました。

そんでもって！ 店頭にこちらの貼り紙が！！ なんと12台分のガレージが完備されております。なんというホスピタリティ！ 料理の値段をお安くしてくれているお店へ行こうと思っても、駐車場代が高くてなんのこっちゃホー！ という状態になることもママある昨今。とてもとてもうれしいサービスでございます。ありがたや〜！ と手を合わせつつ（心のなかで）、店内へ。

店内はこんな感じ。お昼をけっこう過ぎた時間だったんですが、お客さんがけっこういらっしゃいました。たまたまだと思いますが、お一人で来られてる人が多かったですね。各テーブルにはパーテーションが設置されてて、そこにメニュー表が貼られております。

こちらメニューのアップ。右の涼し気なブルーの夏メニューが目を引きますが、初訪ということもあり、ここはど定番的メニューをいっとこかな、と。メニューを見てみますと、日替わり定食の欄に「みやこ定食」というお店の名前の入ったメニューが。その下には「日替わりおかずはボードをご覧ください」とな。で、振り向きますと……。

おお、ボードがありますな。が、しかし……。「本日の日替り」はありますし、そこに「みやこ定食」もある。しかししかし、日替りおかずはいずこ？？ どういうルール？？ と、まごついておりますと、スタッフの方から「みやこ定食？」と優しくお声がけいただき、「え、ええ、それをお願いします」とオーダー確定。きっと串カツとカニ玉が定食になってるのよね、と思い、待つことに。

卓上アイテムはこちら。通常のもの……っと、ふりかけがあるじゃないっすか！ ふりかけがあるってことは「ご飯をたくさん食べてくださいね」というお店からのありがたいメッセージと勝手に解釈しておりまして、俄然エエ感じ〜と上機嫌になってましたら。

きました、「みやこ定食」850円。おお、カニ玉、そして串カツの定食ですね。そうですよね、だってボードに書いてるんですもの、と思ってたんですが、食べてる途中にある声が聞こえてきて……というのは最後に説明させていただきましょう。見るからにしっかりボリュームで思わずニッコリ。春雨と味噌汁、漬物もついとります。

カニ玉はあんがかけられていて、たけのこやニンジンも入っておりました。ご飯にかけて食べたら、あっという間に天津飯のできあがりですわ。

んで、メインともいえる串カツのお皿がこちら。内容は1本が玉ねぎ、ナス、豚肉、もう1本がいんげん豆かな？ そしてジャガイモとエビという内容でした。付け合せの野菜もたっぷりで、これまたご飯とワシワシいけるお味。ご飯もしっかり盛られてて、お腹いっぱいになりました！

先程書かせてもらった、食べてる途中に聞こえてきた声というのが、あとから来られたお客さんのオーダーを通すときの「串と鮭のみやこ」というもの。ん？ と思ってたら、また別のお客さんは「玉子と鮭のみやこ」と。……しばらく考えてみて見つけた答えは、みやこ定食は、ボードに書いてある「串カツ」「カニ玉」「塩サケ」「サラダ」からおかずが選べるのかな、と。同じく日替りのおかず一品を選ぶ「一品定食」もこの4つから選ぶのか、な？ 今度行ったとき聞いてみよう。

帰りがけ、いつごろからお店をされているのかお聞きすると、50年ほど前からで現在は二代目のご主人とのこと。お出汁にこだわってられるとも言われていたような。駐車場完備、ボリューム抜群の定食＆アラカルトがそろってる「みやこ食堂」さん。またお伺いしておいしいランチをいただきたいと思います！