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現役プロ野球選手の「身長・体重ランキング2021」。身長は164~201cm、体重は65~120kg

宇根夏樹ベースボール・ライター
育成選手を含め、身長2m以上は4人(写真:アフロ)

 日本プロ野球(NPB)の球団に在籍している、身長が高い選手と低い選手、体重が重い選手と軽い選手のトップ10は、それぞれ以下のとおり。このランキングは、3月12日時点の支配下選手801人と育成選手148人、計949選手の身長と体重から作成した。

筆者作成
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 最も身長が高い選手の一人、201cmのスティーブン・モヤ(オリックス・バファローズ)は、117kgの体重も4番目に重い。一方、昨年のドラフトにおいて、育成6位でオリックスに入団した古長拓は、最も身長が低く、4番目に軽い。身長は164cm、体重は67kgだ。モヤと古長が同じ試合でプレーする日――できれば二軍ではなく一軍で――が待ち遠しい。

 この2人以外に、身長と体重のどちらもトップ10にランクインは3人。エルネスト・メヒア(埼玉西武ライオンズ)は、身長198cmが7番目に高く、体重118kgは3番目に重い。身長196cmと体重111kgのブライアン・ロドリゲス(北海道日本ハムファイターズ)は、どちらも10番目だ。羽月隆太郎(広島東洋カープ)は、身長167cmが3番目に低く、体重は古長と同じだ。

 また、身長が195cmを超える19人のうち、マイケル・ピープルズ(横浜DeNAベイスターズ)だけは、体重が90kgに満たない。身長195cm以上の23人中、体重90kg未満はピープルズとブランドン・ディクソン(オリックス)の2人。ディクソンは195cmと84kgだ。ちなみに、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団したブランドン・ディクソンは、オリックスのディクソンと比べると、身長が7cm低く、体重は13kg重い。

 身長170cm未満の15人のなかでは、樋口龍之介(北海道日本ハム)がずば抜けて重い。樋口の体重は91kg。他の14人は、いずれも80kg未満だ。

 体重110kg以上の10人中、渡部健人(埼玉西武)は唯一人の身長180cm未満。体重70kg未満の25人のなかで、身長180cmの周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)は最も背が高い。

 なお、捕手登録の選手は、どのトップ10にも入っていない。支配下選手79人と育成選手19人の98人中、身長は、190cmのアリエル・マルティネス(中日ドラゴンズ)が最も高く、169cmの大村孟(東京ヤクルトスワローズ)が最も低い。体重は、103kgの頓宮裕真(オリックス)が最も重く(三桁は他に皆無)、71kgの内山壮真(東京ヤクルト)が最も軽い。また、外野手登録の選手で最も身長が低いのは、170cmの並木秀尊(東京ヤクルト)だ。

 949人の平均は、身長180.8cmと体重84.9kg。北海道日本ハムの池田隆英石川亮、広島東洋の山口翔、中日の石垣雅海、阪神タイガースの牧丈一郎(育成)は、どちらも平均に近く、身長181cmと体重85kgだ。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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