【川越市】「黄門そば」とは、どんなそば? 御年90才の料理人が腕を振るう!こだわりの味
川越散策をしていたら「水戸黄門も食べた黄門そば!」と書いてある興味深い看板を発見!「黄門そば」とは、どんなそばなのか?食べてみることに。
昭和の屋台風カウンター
蓮馨寺を少し過ぎた中央通り沿いに『黄門そば』というお店があります。テレビでも紹介されており、以前から気になっているお店。今回、勇気を出して入ってみることに!
店内は、およそ3坪ぐらいの狭小カウンターで、席は8席。とても狭く、座ると後ろはすぐドア。まるで、昭和の屋台に一瞬にしてタイムスリップした感じです。
メニューは、1つだけ
キョロキョロと辺りを見渡し、「黄門そば」のメニューを探します。カウンター越しに、お店の看板おばあちゃんが「いらっしゃい」と登場!
「黄門そばは、どれですか?」と質問すると、写真のラーメンを指し、「これが水戸黄門様も食べたといわれる支那そばだよ。」とおばあちゃん。
どうやら、「黄門そば」・「支那そば」・「一の味」もすべて一緒のようです。だからメニューは、迷うことなく1択。支那そばを注文することに。
500円の支那そばを実食!
10分ほどして支那そばが到着!見た目は、シンプルな昔ながらのラーメン。
それでは、まず一口いただきます。「う~ん、旨い!」
体に染み入るような、旨味が感じられます。醤油味で、とても美味しい!
麺は、ちぢれ麺。量はやや少なめ、小腹が空いた時に丁度良い量です。
具材は、卵焼き・ナルト・薄いチャーシュー・メンマ・わかめ・ネギ、そしてなぜか梅干し。
「昔はニンニクだったけどお口がさっぱりするから梅干しを入れてるの」と赤い小梅が何だかとてもかわいい!
おやつ感覚でペロリと平らげてしまう、懐かしい味わいのラーメンでした! 「ごちそうさまです!」
結局、黄門そばとは?
水戸黄門は、日本で初めてラーメンを食べた人と言われています。
このお店では、中国(支那の国)から伝わったラーメンを現代の豊かな食材でアレンジし、支那そばとして提供。
黄門様が、初めてラーメンを食べた感動を再現したいという想いが込められているそうです。
少し混乱しますが「黄門そば」・「支那そば」・「一の味」は、すべて同じメニュー。また、お店の正式名称は「屋台風支那そば屋」ではなく、「黄門そば」です。
料理人は、なんと御年90才!
狭い厨房で支那そばを作るのは、何と御年90歳の料理人である店主。
黄門様が食べたと言われるレシピを参考にし、鶏をベースに海や山の幸を丁寧に煮込み、作り出したこだわり味。
店主も看板おばあちゃんも高齢ですが、生き生きと働いており、とても素敵です!
まとめ
このお店の魅力は、昭和の屋台風な空間で、看板おばあちゃんと会話を楽しみながら昔ながらのラーメンが楽しめること。「黄門そば」と称する「支那そば」は、90才の店主が作るこだわりの味。500円というワンコインで食べられるのも嬉しい!
シンプルで昔ながらのラーメンが好きな方におすすめ!
川越散策で小腹が空いたら、「黄門そば」と称する「支那そば」をぜひ、ご賞味あれ!
◆店舗情報◆
黄門そば
住所:埼玉県川越市仲町3-1
営業時間:11:00~16:00
※夜は営業していません。
定休日:不定休
アクセス:本川越駅から徒歩10分
公式HP:なし