今日オープン!生まれ変わった旧広島市民球場跡地、初日から3日間はフェスも開催中(広島市)
解体されて以降も長くその活用方法が決まらず、イベント広場として使われていた旧広島市民球場跡地。ようやく新施設『ひろしまゲートパーク』が完成し、晴れて2023年3月31日の大安にオープンとなりました!(※本記事で掲載する写真は、オープン前の内覧会の様子です)
シミントひろしま(商業施設)
パーク内にある商業施設「シミントひろしま」の建物には木がふんだんに使用され、温かみがあります。
「シミントひろしま」は8棟あり、開業時にはレストランやカフェ・ヨガスタジオ・物販・パン屋・猫カフェ・コンビニなどバラエティ豊かな16店舗がオープンします。さらに、開業後にも何店舗かオープン予定となっていますよ!
シミントひろしまは、球場の観客席と同じように、中央広場(かつてのグラウンド)を囲むように配置されているため、どの店舗も中央に向いて建てられています。
2階から中央広場を見下ろす様子が、なんだかグラウンドを眺める球場の客席の雰囲気に似ています。
この場所は広島市のどまんなかで、観光客が訪れる平和公園も目の前。さらに、北側にある広島城や現在建設中の新サッカースタジアムなどを結ぶ導線にもなっているため、
地元の人はもちろん、広島を訪れる国内外の観光客まで、たくさんの人が立ち寄るスポットになりそう。訪れる人の行動範囲が広がって、広島のスポットをより多く楽しんで貰えるキッカケにもなりそうです。
ちなみに、ひろしまゲートパークの入口は、広島の地下街「シャレオ」の入口の目の前にあるため、シャレオにも人の流れが増えることが期待されています。
イベントひろば「ひろしまゲートパークプラザ」
敷地の中央部分は、かなり広々とした「ひろば」になっています。広場には「屋根付きひろば」と「中央広場」があり、これをあわせて「ひろしまゲートパークプラザ」と名付けられています。
ここでは様々なイベントが行われる予定。また屋根付きのイベント広場は、折り鶴をイメージして作られています。
広島市の街のど真ん中でありながら、この開放感のある空間使いは、なんとも贅沢ですね!
球場は姿を消しましたが、実はあちこちにその名残も残されています。たとえば、カープファンが熱烈な声援を送っていた当時のライトスタンド席の一部を残し、
そのまま公園内のベンチとして使用されていたり
かつての市民球場のピッチャーマウンドがあった場所には「ピッチャープレート」、バッターボックスのあった場所には「ホームベース」のプレートがさりげなく埋め込まれています。
また、広島カープの優勝を記録した石碑などが立つ「勝鯉の森(しょうりのもり)」はそのまま残されており、上記のベンチに座ると正面に眺めることが出来ます。
また、中央広場を囲むように、ぐるりとベンチが配置されているのも、いいなと思いました。街なかって、意外と気軽に座れるところが少ないんですよね。
動画で見る、ひろしまゲートパーク(内覧時の様子)
オープン記念イベント「ひろしまゲートパークフェスタ」は、3月31日~4月2日まで
ひろしまゲートパークの開業を祝い、2023年3月31日~4月2日までの3日間は地元アーティストのライブや、カープレジェンドのトークショーなどのイベントが予定されています。
入場は無料で、4月1日は10時~20時まで、2日は10時~17時まで開催。
オープン直後で混雑が予想されますが、出来たてほやてや・ピカピカの新スポットと共に楽しんでみては。
ひろしまゲートパーク(市民公園)
場所:広島市中区基町5-25(旧広島市民球場跡地)
備考:パークオフィス(案内所)近くにコインロッカーあり
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