【佐賀市】大和町の自然を前に芸術的なコース料理を。産地や仕入れにこだわった素材を、大切な日に。
今年も残りあと少し。
1年頑張った自分へのご褒美や大切な人との時間にぴったりの
「山カフェレストラン KUREHA」をご紹介します。
お店は国道263号を三瀬方面にまっすぐ進み、「官人橋」と呼ばれる赤い橋を過ぎてすぐ。大和ICから車で約5分です。建物は奥まっていて、手前に広い駐車場があります。
階段を上るとお店の入り口です。12月半ばでしたが紅葉が残っていて、何だか市街地と空気も違うような気がします。
中央にテーブル席がいくつか並び、左奥に進むとテーブル2卓のみの部屋、右奥は座敷の個室となっています。今回は2卓で区切られた部屋を利用しました。
川と山がメインの景色と、テーブルに生けられた花の美しさに見惚れます。
ランチは3つのコースがあり、今回は「KAEDE」(2800円)を注文。食後のドリンクも含め、全部で8品です。
前菜は、季節の野菜のバーニャカウダソース添え。
契約農家から仕入れた野菜はみずみずしく、ソースをつけても野菜本来の甘みがしっかり感じられます。
お次はこちら。冬をイメージしたプレートにテンションがあがります。中身は何でしょう。
カリフラワーの洋風茶碗蒸しでした。
すくうとポタポタと汁が落ちるほどトロトロで、つぶつぶした食感が残っています。カリフラワーって、こんなに甘かったんだ…と気づかされた1品です。
パンは、先ほどの茶碗蒸しにつけて食べるのも良し。自家製オリーブオイルと塩で食べると間違いなし。
どの料理もソースが美味しいので、すぐに食べ切らず、最後までとっておくのがおすすめです。
スープも季節の野菜をじっくり煮込んだ1品。
とろとろの玉ねぎと、かきまぜると底から風味とともに広がるパルメザンチーズがアクセントになっていて、優しい味わいに体が温まります。
ズワイガニの身と味噌を使った贅沢なトマトソースパスタは、もちもちの太めの麺も嬉しいポイント。
佐賀県産の玉ねぎをたっぷり使ったジャポネソースがかかった、佐賀県産豚フィレ肉のロースト。
レア部分はむっちりとした噛み応えでクセがなく、程よい肉肉しさの中に凝縮された美味しさがあります。
プラス料金となりますが、鴨肉や黒毛和牛、A5佐賀牛にも変更できます。
デザートは濃厚ないちごジェラートとチーズケーキ。
ドリンクはコーヒーやソフトドリンクも選べますが、「紅茶をおすすめしています」とのこと。
12種類のフレーバーティから白桃を選びました。
完熟バナナや焼き甘栗紅茶のほか、ライチ風味にバラの花びらをブレンドした「真心美人」という名の紅茶など、珍しい紅茶が揃っています。
白桃の控えめで優しい味わいが、甘いデザートと良いバランスでした。
このお店ではどんなに忙しくても、提供時に店員さんが丁寧な説明を添えてくださいます。
食べるだけで十分美味しく、満足感は得られますが、どんな食材をつかっているのか、どう食べるのがおすすめなのか…
少し知識をプラスするだけで、より美味しく感じますし、栄養や旨味もしっかり吸収できる気がします。
そしてやはり、佐賀県産にこだわった食材というのも嬉しいです。
平日土日問わず、できるだけ早めの予約がベストです。
【店舗情報】
店名:山カフェレストラン KUREHA
住所:佐賀市大和町大字梅野239‐1
営業時間:ランチ 11:00~15:00
ディナー 15:00~22:00 (20:00 L.O)
店休日:不定休