生姜の皮は「剥く?」or「剥かない?」料理人の回答に…『知らなかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは料理をする上で、『これは欠かせなよ』という食材はありますか?よく挙げられるのが、「にんにく」や「生姜」といった、料理に深みや風味を加える食材たちです。特に生姜は、和食を作る上で欠かせない存在であり、その独特な香りとピリッとした辛味が料理に独特のアクセントを加えてくれます。
しかし、生姜を扱う上でこんな悩みもあると思います。
生姜の「皮」はどうすればいいのか?
今回の内容を私の「Instagram」で発信し、アンケートを取ったところ…57%の方が『知らなかった』と回答されました。
気になった方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 生姜の皮は「剥く?」or「剥かない?」
- 「剥く」場合とは?
- 「剥かない」場合とは?
- まとめ
生姜の皮は「剥く?」or「剥かない?」
それでは、今日の結論から話していきたいと思います。
結論:料理によって、使い分けるべし!
では、どのような料理の場合に「剥く」べきか、また「剥かない」べきかを見ていきましょう!
剥く場合とは?
まずは、「剥く場合」から見ていきましょう!
これは主に…「薬味」や「あえ物」に使う場合です。
料理は味ももちろん大事ですが、「見た目」も大事です!
特に、生姜をすりおろして薬味として使う場合、皮が付いたままだと見た目、特に「色味」がどうしても悪くなってしまいます。
また、見た目だけでなく、「食感」も変わってしまうことがあります。皮が残っていると、口当たりが少し硬くなり、せっかくの生姜の風味が損なわれてしまうこともあるのです。
剥かない場合とは?
一方、「剥かない場合」はどうでしょうか。
これはお主に…「煮物」に使う場合です。
実は、皮のすぐ下に生姜の代表的な栄養素である、「ジンゲロール」が豊富に含まれています。この「ジンゲロール」は加熱をすることで「ショウガオール」へと変化します。そして、「ショウガオール」は魚などの臭みを消すことができるのです
つまり、皮付きだと、魚などの臭みをより効率的に消すことができるのです。
まとめ
- 生姜の皮は料理によって、剥くか剥かないかを使い分ける
- 「剥く」場合は、主に薬味やあえ物など、見た目や色味が大事な料理
- 「剥かない」場合は、煮物や臭みを消したい料理