【京都市上京区】創業90年以上の老舗精肉店のフライもんは激ウマ!「出町岡田商会」
普段はスーパーでお肉を買ってるって人も、お肉屋さんのフライもんは別ってとこありませんか? 肉のプロが扱っているお肉ちゃんを使ったコロッケやらミンチカツなどなど、熱々を店頭でほおばっちゃったりしたら、たまらんおいしさですよね! 今回は地元を含め、たくさんの人に愛されている老舗「出町岡田商会」さんのフライもんをいただきます。
「出町岡田商会」さんがあるのは、河原町今出川交差点から少し北、河原町通沿いになります。最寄り駅は京阪の出町柳駅、グーグルマップによると300m、徒歩4分とのこと。すぐ近くには豆大福でおなじみの出町ふたばさんもありますね。
お店向かって右側は精肉販売のスペース。ホームページによりますと京都市場で一頭買いで選んだ極上の黒毛和牛、国産牛肉、国産黒豚、国産豚肉などを手頃な価格で販売されているとのこと。お値段見ましたが、確かにお安かったです。が、今回はお店左側のフライもんエリア(勝手に命名)にやってまいりました。
これが魅惑のメニュー表。コロッケ、ミンチカツなどの定番からキーマカレーコロッケ、ウインナー串カツといったものまで、おいしそうなフライもんが揃ってますね。保守的な私としましては、ド定番のコロッケとミンチカツ、そして若干変化球気味のキーマカレーコロッケをオーダーさせていただきました。
と、スタッフさんから「揚げますか?」との問いかけが。一瞬「?」となりましたが、すぐに意味がわかりました。揚げる前の状態で持ち帰って、お家で揚げるって人もたくさんいらっしゃるんですね。オーダー後に見つけたのがこの張り紙、正直すまんかった。次回からは「揚げで」とクールにオーダーすることを誓います。注文したら番号札をもらえるので無くさないように。
さらにその横にはこんなものも。揚げ置きナシで常にアッツアツが食べられるんですね。特製ソースまで用意されてるなんて、まさに至れりつくせりですな。ちなみに店前にはベンチもありまっせ。
というわけで、揚がるのを待つ時間もまた楽し。ショーケースを見るでもなく見てますと「ん? えびかつってのがあるじゃない!?」とメニュー表になかった商品を発見。さらに……。
チチチ、チーズソーセージカツ!? 無類のチーズ好きとしてはこれはオーダーしたかった。さらにさらに……。
牛ヒレひも串ってなに〜?? 「プレミアム商品」とか書いてるやんかいさ。くぅ〜、無類の牛肉好きとしましては、こちらを逃したのも痛い。次回は絶対頼もうっと……などと、店頭で目を見開いたり、悶絶したり、あれこれしてるうちに注文の3品が揚がったようです。番号札をお返しして、お家に帰りましょう。
手前がコロッケ80円、奥左がミンチカツ200円、右がキーマカレーコロッケ150円になります。ミンチカツの色合いがこれまたうまそー! 定番のコロッケに比べると、キーマカレーコロッケは丸型ですね。店頭に貼られていた記事を見たところ、揚げ油は牛脂にこだわってるんだとか。
コロッケは細かめのパン粉を使ったサクッとした食感。ミンチ肉のおいしさにじゃがいもの甘さが加わって、間違いのないおいしさです。そのままはもちろん、ウスターソースドバドバジャックで食べたい気持ちも。
キーマカレーコロッケがこちら。ベースのじゃがいもをカレー味にしているのではなく、じゃがいものなかにキーマカレーをインするスタイル。キーマカレーはまず香りが鼻から抜けたあと、お口のなかでじゃがいも、衣と幸せなマリアージュとなるのでございます。
ミンチカツはしっかりとした食べごたえ。ミンチの内容は駄舌にはわかりませんが、噛めば衣がザックリのあと、お肉の旨味が押し寄せます。これもそのままはもちろん、ケチャップ&ウスターの鉄板コンビと合わせるのもおいしそう。はたまた、塩だけとかもいいのでは、とおいしさ故の空想が広がっていきます。
多くの人に愛されて100年近くという「出町岡田商会」さん。揚がるのを待っている間にも、ご近所にお住まいらしき人が「コロッケ5個そのままで」、「ミンチカツとコロッケとウインナー3個ずつ、揚げて」など、次々と訪れておりました。もちろん、観光がてらにフラッと立ち寄って「コロッケ1つ」のオーダーも問題なし。あ、その際にはちゃんと「揚げて」とお伝えすればスムーズですよ。鴨川もすぐなので、熱々のフライもんを片手に鴨川でのんびり、なんてのもおすすめです!
出町岡田商会
住所/京都市上京区河原町今出川上青龍239-2
電話番号/0120-298319・075-221-3771
営業時間/9:00〜18:00
定休日/水曜
出町岡田商会ホームページ