気の早い 父の日プレゼント?息子が3Dプリンターで作ってくれた≪壁掛け スパナホルダー≫が使いやすい
息子が3Dプリンターで作ってくれた、≪壁掛け スパナホルダー≫が使いやすいんですけどっ!!・・・という報告です。
我が家のガレージの壁掛け収納の工具たち。
一年近く前にブラッシュアップして、かなり使い勝手が向上したのですが、それでもやはり、使っているうちに気になってくる点があります。
それは ・・・ ≪壁掛け スパナホルダー≫
某メーカー品を使っているのですが、これが ・・・ 使えないワケじゃないのだけども、まさに「ビミョ~~」と言いたくなる使い勝手。だめじゃないんですよ? 決して、駄目ではないのですが、使い勝手がイマイチなのです。
【微妙ポイント その①】
まず、高さが足りない。壁掛けになっているので、この場合は奥行きかな?? スパナ(またはレンチ)の小さいほうならともかく、大きいサイズ(17ミリあたりから)になってくると、後ろの壁に当たっちゃうんですよ。
おそらく、小さいサイズから、大きいサイズになっていくにしたがって高さを上げていかなとイケナイところを、そのままの高さにしちゃったんですね~。コンパクトなのはいいけども、大きいサイズのスパナやレンチが壁にあたっちゃって、結果として浮いちゃうのです。そして、ホルダーに置くまで入りきらないから、とても不安定になるわけです。
【微妙ポイント その②】
今度は小さいサイズのほうに目を向けると ・・・ コッチもビミョー。確かに、小さいサイズになるとスパナも薄くなるのですが、薄型じゃないスパナもあるわけで。手持ちのスパナは8ミリでもそこそこに厚みがあるので、ホルダーの中に入りきらないのですよ。かなり薄いもの用に設計されているので、こちらもやっぱり浮いちゃう。
ていうか、そもそものホルダーの深さが全体的に浅いです。浅い上に、上も下もスパナやレンチが奥まで入りきらないから ・・・ 半数以上が「浮いて」いるという有様(!)に・・・。
【微妙ポイント その③】
スパナの感覚が狭いのです。収納しているぶんにはキチっと収まっていてお上品なのですが ・・・ でもこれ、取り出そうとしたときに、ほかのスパナに指が当たってとても取り出しにくい!!
以上、三つの【微妙ポイント】がどう作用するかというと ・・・
落ちます。
とにかく落ちる。
スパナを取る時に落ちて、また、戻るときにも落ちるっ!!
ついでに、ほかの工具を取った時にも落ちる!!! ・・・という。
焦って作業してるときなんか、パっと取ろうと思った瞬間にスパナの5~6本が大クラッシュ(崩壊)なんてこともしばしば。
何度、「キーーーーーーーッッ!!!」となったことか・・・。
そんな父を見かねて、息子(うちの長男)が3Dプリンターで出力してくれました。
最初手渡されて、「なんじゃコリャ?」と思ったのですが、なんかにょきにょき生えているアシは、「サポーター」と呼ばれる補強材だとか。このサポーターをパキパキ取り外して、バリにヤスリがけして、全体的にサンドペーパーで磨いてクリア塗装などを施せば ・・・
ほら、完成!!
3Dプリンターの出力が15センチ角までらしいので分割型となりましたが、むしろ取り付けに自由度があるので歓迎ですわ。
てことで、取り付け。
いや~~~ 良い!! これは良い品です!!
さきほどの【微妙ポイント】を全部クリアしていて、大きいサイズのレンチを入れてもしっかり奥に入ってくれます。
小さいサイズのほうも、ホルダーを深く、そして広くしているのでスッポリと収まって非常にいい感じ。また、レンチの間隔も少し広げているので取り出しも苦になりません。
多少荒っぽく出し入れしてもビクともしないので・・・ これは使いやすい!!!!
ありがとう、息子よ。これは本当に助かる!!
でも実際に使ってみないとわからない点もあるわけで。これ、欲言うならば上下をくっつけて取り付けたときに、その合わせ面にも もう一本入るように形状変更したらもっといいかもね? とかとか。
次々と改良点も思いつくので、これからまたブラッシュアップしていくようです~!!!
息子が作ってくれたスパナホルダーの3Dデータを、
「BOOTH - 創作物の総合マーケット」というサイトで公開しているそうです。
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