オスプレイに搭乗した中国、日本、イスラエルの国防相たち
2013年6月14日、訪米中のイスラエルのモシェ・ヤアロン国防相がティルトローター機V-22オスプレイに試乗しました。イスラエル軍はオスプレイを購入予定です。これでアメリカ以外の国の政府要人でオスプレイに搭乗したのは、中国の梁光烈(リャン・グアンリエ)国防相と日本の森本敏防衛相(当時)に続いて三人目となります。
中国の梁光烈国防相は2012年5月9日の訪米時にオスプレイに搭乗
意外かも思われるかもしれませんが、アメリカ以外の他国の政府要人で真っ先にオスプレイに搭乗したのは中国のリャン国防相です。時期的にはモロッコで海兵隊のMV-22オスプレイの墜落事故があった直ぐ後ですが、別に何も気にしていないようです。
日本の森本防衛相は普天間基地の地元住民の不安を払拭する目的で乗りましたが、中国のリャン国防相は視察先の基地への移動手段として使い、イスラエルのヤアロン国防相は購入予定機材の確認として乗っています。つまり「安全をアピールする目的」で乗ったのは日本だけで、中国とイスラエルの国防相たちは実用的な理由で乗っています。