【知らなきゃ損!】ドライブをもっと快適に、あなたと愛車のUV対策
夏のご機嫌なドライブに紫外線は大敵!紫外線対策を怠ると健康被害や車内の快適性が損なわれることがあります。そこで今回は、車内でのUVカット対策について詳しく解説します。
この記事は車系Instagramアカウントでフォロワー8,500人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、ドライブ中に紫外線から身を守るための具体的な対策をご紹介します。
UVカットガラスでも対策が必要?
UVカットガラスは、ガラス自体に紫外線をカットする効果がある特殊ガラスです。紫外線をカットしつつ、視界を確保することができます。最近の車はほとんどがUVカット仕様になっています。
でも、運転していて片方の腕だけ日焼けしてしまった経験はありませんか?
実はUVカットガラスを採用しているといっても、車種によってそのUVカット率は違うのです。
もちろんUVカットガラスなら、ただのガラス窓とは受けるダメージが全く違います。
しかし車での日焼けが気になるなら、最近は従来のUVカットガラスよりもさらに高性能な「スーパーUVカットガラス」があるので、車を乗り換える際に検討するのもありです。
UVカット率99%などをうたったスーパーUVカットガラスなら、紫外線による日焼けや肌ダメージを最小限にできるでしょう。
UVカットフィルムの効果と種類
「そんなに簡単にスーパーUVカットガラスの車に乗り換えるなんてできないよ」という人は、UVカットフィルムの活用を考えてみてはいかがでしょうか?
UVカットフィルムはフロントガラスやリアガラス、フロントドアガラス、サイドドアガラスに貼ることができます。
効果
UVカットフィルムは、車の窓に貼ることで紫外線を遮断します。これにより、肌の日焼けを防ぎ、車内の温度上昇を抑えることができます。紫外線は窓ガラスを通して車内に入り込むため、フィルムを貼ることでその影響を大幅に減少させることができます。また、内装の色あせや劣化も防ぐ効果があります。
種類
UVカットフィルムにはいくつかの種類があります。
透明フィルム
視界を遮らずに紫外線をカットするため、運転中の安全性の面では1番安心です。
色付きフィルム
スモークガラスなどがそれです。紫外線だけでなく、日差しも和らげる効果があります。外から車内が見えにくくなるので、プライバシー保護にも役立ちます。
ミラーフィルム
鏡のように反射性が高く、外からの視線を遮るとともに、車内の温度上昇を抑える高い遮熱性能が特徴です。
取り付け方法
UVカットフィルムの取り付けは、プロに依頼する方法とDIYで行う方法があります。
プロに依頼する方法
確実に綺麗に貼ることができ、耐久性も高い仕上がりが期待できます。料金はフィルムの種類や車種によりますが、施工の手間を考えると妥当な投資と言えるでしょう。
DIYで行う方法
フィルムを自分で購入し、自分で貼ることでコストを抑えることができます。ただし、気泡が入るなど、仕上がりに差が出る可能性があるので気をつけましょう。
フロントガラスなどのUVカットフィルムが違反となる場合
UVカットフィルムをガラスに貼ることが、法律違反となってしまう場合もあります。
道路運送車両の保安基準第29条では、前面ガラス及び側面ガラスは、運転者の視野を妨げないものとして「ひずみ、可視光線の透過率などが基準に適合するものでなければならない」としています。違反すると車検に通りません。
フロントガラスと運転席・助手席のサイドガラスに可視光線透過率70%未満のフィルムを貼ると、不正改造とみなされ、道路交通法違反となります。透過率70%以上であれば、車検は問題ありません。しかし、ガラス自体が着色されていると透過率が70%未満になる可能性があります。フィルムを選ぶ際には、貼った状態で透過率70%以上になるか確認することが大切です。
一見透明に見えてもガラスに貼ることで基準外になって車検に通らない車両や、フィルムを貼りたては通っていても次回車検時に通らないケースがかなり多いので注意が必要です。
リアガラスや後部座席のサイドガラスには透過率の基準がないため、問題ありません。
UV対策の重要性とメンテナンス
紫外線は、ただ肌が小麦色になるだけではありません。UV対策の重要性とメンテナンスについても押さえておきましょう。
健康への影響
長時間の紫外線曝露は肌や目にダメージを与えることがあります。紫外線はシミやシワの原因となり、皮膚がんのリスクも高まります。また、目への影響としては、白内障の原因になることがあり危険です。
車内の快適性
UVカット対策を施すことで車内の温度上昇を抑え、エアコンの効率を高めることができます。これにより、燃費の向上や快適なドライブ環境を維持することができます。
メンテナンス方法
UVカットフィルムの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが必要です。フィルムは汚れが付着したら柔らかい布で拭き取るようにし、清潔に保ちましょう。
まとめ
以上のポイントを押さえたUVカット対策を実践することで、夏のドライブを快適かつ安全に楽しむことができます。紫外線対策をしっかりとして健康に気をつけながら、楽しく快適なドライブを満喫してください!