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【京都市】左京区 親和AFFINITYが作品テーマの彫刻家・陶芸家『清水九兵衞/六兵衞』生誕100年

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

今年は、1979年に第一回ヘンリー・ムーア大賞展優秀賞を受賞した清水九兵衞/六兵衛の生誕100年に当たります。

京焼を少しでも学んだ事がある人や、興味を持つ人は知っている名前でしょう。最近私も「高津商会」のお仕事で、京焼について勉強する機会がありました。

1990年に紫綬褒章受章した清水九兵衞/六兵衛のことをもっと学びたくなり、「京都国立近代美術館」で行われている「生誕100年清水九兵衞/六兵衛」に足を運びました。

構造と素材、空間などとの親和性(アフィニティ)を追求したものから、陶とアルミを組み合わせた作品、和紙やクリスタルガラスによる作品などに生かしたものまで、自身が撮影した写真作品、彫刻制作のための図面やマケットなど、約170件の作品および関連資料を通じて陶芸家であり、彫刻家である「清水九兵衞/六兵衛」を知る事ができます。

1922年に名古屋の塚本家に生まれた「清水九兵衞/六兵衛」は、戦後1951年に六代清水六兵衞の養嗣子となり陶芸の道へ。その後、九兵衞と名乗り彫刻を始めます。

実際、私も当たり前に毎日のように見ている街のオブジェが、「清水九兵衞/六兵衛」のものだと知ってびっくりしました。街のなかに存在感を放ちながらもしっかりと存在感を出す、彫刻やアートらに気がついていながらも作者が誰か不思議に思っていたオブジェなどはないですか?

清水九兵衞・六兵衛の作品マップは、京都国立近代美術館で手にする事ができますよ♪

京都駅
京都駅

清水作品が周囲の環境に溶け込み調和するような「親和(アフィニティー、AFFINITY)」をテーマに作品を作り続け、ビルの公開空地や広場など公共空間に置かれるパブリック・アートなどにも携わっています。京都駅やみやこめっせ・京都勧業会館などでもパブリックアート作品を見る事ができますよ!

■ギャラリートークをインスタLIVE にて配信
日時:8月9日(火)午後6時30分~
解説:八代清水六兵衞 (陶芸家)
藤岡五郎(清水九兵衞アシスタント)
大長智広(京都国立近代美術館主任研究員)

みやこめっせ
みやこめっせ

私も、空間演出などにすごく興味がありますので、勉強になることばかりです!

ほかにも様々なイベントが随時行われますので、HPなどでご確認の上、アートの夏を満喫ください♪

開催日程:2022年7月30日(土)~9月25日(日)
場所:京都国立近代美術館

〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1

075-761-4111(代表)
時間:10:00~18:00(金曜日は20時まで開館)
*入館は閉館の30分前まで

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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