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【京都市】2024年中秋の名月は満月じゃない? 京菓子處から限定販売の可愛いお月見スイーツが続々登場

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)
京菓子處鼓月提供

 2024年の中秋の名月は、9月17日です。ただ、 国立天文台暦計算室暦Wiki(外部リンク)によると、「名月必ずしも満月ならず」なのだそう。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。「ここ数年、中秋の名月と満月は同じ日でしたが、今年は9月17日が中秋の名月、翌18日が満月と日付が1日ずれている」といいます。

京菓子處鼓月提供
京菓子處鼓月提供

 2024年は9月17日が太陰太陽暦での8月15日となるのですが、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことを指すということで、満月の時刻は、9月18日11時34分だとか。中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こるのだそう。ちなみに次に中秋の名月と満月が同じ日付になるのは2030年です。

京菓子處鼓月提供
京菓子處鼓月提供

 さて、どちらの日にお月見をするかは別にして、月を見ながら月見団子やお月見スイーツを食べるのが良いですよね! 千寿せんべいで知られる「京菓子處鼓月」、その系列の洋菓子店「Patisserie KINEEL京都」から、この時期限定の「お月見」グルメが続々登場します。

 9月14日から17日まで販売される鼓月の季節限定「月見団子」 は、米粉のお団子にもっちり食感と自社で製餡したこしあんの滑らかな口あたりが美味しい。ところで、京都の月見団子は関東などのまんまる団子と違って、なぜ、楕円形をした細長い団子に餡を巻いたものなんでしょうか?

 中秋の名月は別名「芋名月」とも呼ばれ、十五夜に秋の収穫物である里芋や栗、ススキなどを供えていたんだそう。いつしか里芋の代わりに、よく似た形のお団子を供えるようになったと言われています。餡は雲を表わし、団子の白は雲から顔をのぞかせるお月さまを表すのだそうです。

 また、Patisserie KINEEL京都全4店舗(京都店、神戸阪急店、横浜髙島屋店、東京ミッドタウン店)で9月13日までの予約限定(お渡し期間9月14日から17日)の新発売「お月見ケーキ」は、「満月」に見立てたバナナムースケーキの中にたっぷりとチョコムースをとじこめ、うさぎのチョコレートと団子に見立てたメレンゲをデコレーション。

 見た目だけでもワクワクする可愛さですね! 口のなかにふわっと広がる甘いバナナとチョコレートが相性抜群です。さらに鼓月の新商品として「月見の宴」という予約限定和菓子の発売も発売されます。美味しい和菓子を囲んでみんなで秋の夜長を楽しみましょう!

京菓子處鼓月(外部リンク)京都市伏見区横大路下三栖東ノ口11-1 075-623-1651(代表)

Patisserie KINEEL京都京都店(外部リンク)京都市中京区二条通寺町東入榎木町95−3 95-3 075-744-6184

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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