【河内長野市】超定番ですが、天野山金剛寺のしだれ桜とソメイヨシノはそろそろ満開。今年も本当に美しい!
3月も末頃にになってようやく開花し始めた桜ですが、咲き具合は河内長野市内でも地域によって差があるように思います。その中でも定番中の定番、天野山金剛寺の桜はしだれ(枝垂れ)桜もソメイヨシノもピーク間近の咲きっぷりです。
「天野山金剛寺の桜など、いまさら定番過ぎるのでは?」というご指摘があるのかもしれません。しかし、河内長野七つ辻の近くで見つけた日本遺産の看板では、3つの真言宗寺院と岩湧山が写真付きで紹介されているのですが、その中でいちばん左の天野山金剛寺の写真は桜です。
これを見た私は、やはり今年も天野山金剛寺の桜を見に行かなければと思いました。というわけで、昨日雲ひとつない晴れ空の中、バスに乗り天野山金剛寺に到着しました。
南大門をくぐると、いきなり境内に桜が咲いているのがわかります。
まずは有料エリアですが、楼門から伽藍の並んでいる所に入ります。
門からもピンクの桜が見えますね。入山料の100円玉2枚を握りしめて中に入りました。
門をくぐると、さっそくしだれ桜が見えてきました。
改めてしだれ桜に注目します。
先頭部分から山のような形をした桜の咲き方で、こぼれ落ちるように桜が咲いていますね。
しだれ桜を下から眺めてみました。
さて、天野山金剛寺はしだれ桜だけではありません。桜の定番であるソメイヨシノ(染井吉野)もいい感じで咲いていました。
ライトアップも行われる多宝塔は、平安時代後期に建てられたもので、国の重要文化財で日本最古の多宝塔。さらに大阪府最古の木造建築物です。桜との素敵なショットが撮れました。
こちらは桜に重ねるように撮影してみました。
桜を拡大して撮ってみました。
次は金堂のほうを見てみましょう。
塗装がきれいなので、ついつい新しい建物に見えてしまいますが、室町時代に再建された金堂は国の重要文化財です。
そして春の天野山金剛寺と言えば、国宝特別公開ですね。第一弾は4/17・18に行われる金堂に鎮座している国宝の三尊、そして5/3から5日まで同じく国宝の日月四季山水図屏風が公開されます。特別拝観券はいずれも1,000円とのこと。
国宝の本尊は普段は隠れていますが、特別公開の時だけは拝観できるわけですね。
個人的に好きなのが金堂や多宝塔の奥にある御影堂のあたりです。この辺りには桜の木はありませんが、青空と緑の木々が美しいです。
ということで伽藍内部の桜を存分に楽しみました。
次は伽藍の外を見てみましょう。
天野山金剛寺の境内は長細く、自由に往来できます。
参道沿いにも桜の花が咲いています。満開間近というところでしょうか?
見上げると青空と見事に映えていますね。曇り空だとここまできれいには見えないでしょう。
参道の横を流れる天野川(西除川)沿いを北端のほうまで歩いてみました。
北側の駐車場エリアにも桜が咲いています。
この日は定休日でしたが、天野山金剛寺monzen.さんの周りにも桜が咲いていました。
そして、子院の吉祥院の前にも桜があります。この辺りは夏のひまわりも綺麗ですが、やはり桜と和風建築の寺院とは相性が良いですね。
ということで引き返して南大門に戻りましたが、途中で風が吹き、桜吹雪が舞いました。少しだけですが動画に抑えました。
定番ではありますが、今年も天野山金剛寺の桜を見てきました。もうほぼピークなので、これを見て「今年も見に行かなくては」と思った方はお急ぎください。
天野山金剛寺(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市天野町996
TEL:0721-52-2046
拝観時間:9:00~16:30
伽藍入山料:大人200円/小学生100円
(本坊 · 大人 400円 / 小学生 200円 · ※ 大人のみ伽藍本坊 共通拝観券(500円))
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 天野山バス停から徒歩1分
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