富岳温泉花の湯さんのすぐ近くにある『鉱石のすみか』さん。
10年近く前に、大切な方が私に合うようにと『鉱石のすみか』でブレスレットを作ってくれました。

応援して欲しいときや、ちょっと落ち込んだ時、力が欲しい時にお守り代わりに身に着けていましたブレスレット。大切にしてきたつもりでしたが、だいぶお疲れ気味になってきたので、今回はリメイクしてもらいたく久々にお邪魔してみました。

ドアを開けると、凛と透き通るような空気が漂っています。

所狭しと並んだブレスレットや鉱石の数々。
キラキラと輝く素敵な石たちを見ながら、ほんのりと香る良い香りに深呼吸してみました。

この香り、実は人工的な香りではなく、スペイン語で『聖なる木（Palo Santo）』と言う名を持つ天然の香木の香りでした。神や天使が宿ると言われる『パロサント（Palo Santo）』の落ち着く香りが充満している店内だから、空気が凛として綺麗だと感じたのかもしれません。

世界中で愛されている『ジュラシック・パーク』では、琥珀に閉じ込められた蚊の中に残っていた血液から恐竜たちを復活させていました。
『鉱石のすみか』ではあのワンシーンが甦るような琥珀も扱っています。
肉眼ではしっかりと見るのが難しいのですが、専用のレンズで覗くと、琥珀に閉じ込められた虫の羽や足など細かな部分まで見ることができます。

また石化した木『珪化木』なども取り扱っていて、実際に触れることができます。

太古の神秘に触れたところで、今度は鉱石も見せて頂きました。
こちらはルビーの原石。ブラックライトを当てると鮮やかな発色をします。まるで石自体が発光しているよう！

そしてこちらはブラックオパール。
一見普通の石にしか見えませんが、水をつけると銀河のように美しい輝きを放ちます。

こんなに神秘が満ちている自然界を象徴するような鉱石のほんの一部を見せて頂いてから、現在イベント中という『ジオードのハンマー入れ』と体験させてもらいました。

この積み重なっている石たちは全部ジオード（晶洞）と言って、溶岩の空洞内に水晶やカルセドニー質の結晶が入っているのだそう。
まずはこの中から『キミに決めた！』というジオードを選びます。中がどうなっているのかは割らなければ分からないので、選ぶところからドキドキします。

かなり時間をかけて、少し黒っぽくてタマゴみたいな形のジオードと、ころんと丸みを帯びた白っぽいジオードの２つを選びました。

石を木の抑えでしっかりと固定して、ハンマーを入れます。

ドキドキの瞬間！

そして数百万年の眠りから私が解放したジオードがこちらです。

ごつごつした外観からは想像できないキラキラ輝く美しさは見ているだけでも引き込まれます。

そして、肝心のブレスレットは、疲れていた石と変色していた座金を好感してもらったですが、長年身に着けていたブレスレットより重さが増したような感覚と、今まで以上のしっくり感が不思議です。

鉱石だけでなく、サプリなども扱っていて、訪れた方の精神的サポート、そして体調を整えるお手伝いをしてくれる『鉱石のすみか』。

ファンも多く、東京方面からのお客さんも多く、遠い場所だと山口県からも来店される方もいるほどです。

いろいろなお店とコラボして人と地域に密着しているお店は、地元の方の信頼も厚く、多くの方が立ち寄るやすらぎの場所のようでした。

おだやかでほっとする『鉱石のすみか』で自然の不思議に触れると、もやもやしていた心が浄化され、元気をチャージしてもらえた気がしました。