【京都市西京区】白いオムライスとでっかいエビフライがメディアでも話題 閑静な住宅街の居酒屋フレンチ!
阪急上桂駅西口から静かな道をゆっくり歩調で10分ほど下がっていくと、閑静な住宅街の端っこにひっそりと佇む「桜と都」がありました。犬やらいなどもある風情ある店舗です。最近、メディアなどでも取り上げられた白いオムライスを求めて、2024年2月26日に訪れました。
実はこの日はMBS系列のよんチャンTV「京都のれん探偵」で同店が紹介された直後でしたので、ひっきりなしに予約の電話がかかっていました。以前にはブラックマヨネーズの小杉竜一さんも訪れました。オーナシェフの中川一樹さんが奥様と二人で切り盛りする、昼は洋食屋、夜は居酒屋となっています。
地元の人に気軽に訪れてほしいとの思いから、居酒屋とは銘打っているものの、昨年9月にオープンするまで、長年フレンチを中心に修業をしてきた中川オーナーが腕によりをかけた自慢の和を取り入れたフレンチメニューがずらりと並んでいます。
まずは本日のカルパッチョと京地野菜のバーニャカウダ―、くもこのフライを食べてみることに。なばな(菜の花)など地の野菜にどっぷりと濃厚なホワイトソースを絡めて食べると病みつきになりそう。さくさくの衣からふんわりやわらかいくもこのうま味があふれ出て、デミグラスソースと絡むとこれも美味しい。さすがはフレンチがベースにあるシェフのソースです。
大きな有頭赤海老のフライが三本も入っているプレートが出てきました。かぶりつくと海老味噌が口中に広がって、さらにぷりっとほろっと引き締まった身が美味しいのなんのって。こちらも人気の逸品だそうです。
そしていよいよ話題の白いオムライスを注文しました。フライパンに投入前のたまごを見せていただきましたが、黄身も薄く白っぽい。米粉などで育てるとこの色になるのだとか。出来上がったオムライスはほんとに真っ白でした。
食べてみるとこれがまた、トロンと仕上がったたまごがほこほこのチキンライスに流れ込んでめちゃ美味です。けっこうそれまでお腹に入れていましたが、ペロッと完食していました。
他にも宮崎産の地鶏にこだわった逸品などラインナップも豊富です。「中川オーナーは、探してでも来たくなるような店にしたい」との思いから、自宅の近くでもある、あえて街中ではなく郊外のこの物件で勝負することにしたのだそう。オープン半年ですでに夢は叶いつつあるようです。
ちなみに、店名の由来は中川夫妻の子どもたちから1字ずつ取っています。西京区にまた一つ、名物店が誕生しました。予約してお訪ねくださいね!
桜と都(外部リンク)京都市西京区上桂森下町1-255 075-874-7683