360度見渡す淡路島の大自然の中、空中で座禅リトリート「禅坊靖寧」

磯貝由起

スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

2022/7/5(火) 7:47

今、新しいスポットが続々誕生で話題の淡路島。心を整わせる体験として、またインスタ映えでももっともホットなスポットはこちら！座禅リトリート「禅坊靖寧」。
３６０度を見渡す空中座禅と料理で心身を整わせてきましたので、レポートします！

座禅リトリート＆レストラン「禅坊靖寧」

淡路島の大自然、東経135度の地で禅体験ができる場「禅坊靖寧」

山と森に囲まれた環境で、座禅、瞑想、を通してマインドフルネスな体験ができる「禅坊靖寧」。開放感あふれる緑豊かな大自然の中にある展望デッキで禅や瞑想を楽しめる施設で体験したのは『日帰りZEN Wellness』所要時間：4時間　

禅坊靖寧とは淡路島の大自然、東経135度の地で禅体験ができる場。見渡す限り360度に広がる淡路島の四季折々の景色が味わえます。燦燦とふりそそぐ陽光澄んだ空気雄大な緑、とても気持ち良い空間。静寂の中で心と体が癒されていくのを感じます。

建物自体がもう素敵なんです。設計は、建築業界で最も権威のある賞の一つ「プリツカー賞」を受賞した坂茂氏。淡路島北部の静かな山あいに位置し、木材を組み合わせて作った全長約100メートルのデッキはインスタ映え！

『ZEN Wellness Plan』　

その内容は

〈日帰りプラン〉『ZEN Wellness Plan』　・料金　23,000円(税込)／人
・４時間のその内容は　
「アクティビティ」
360度に広がる圧巻の景色の中で、美しい大自然を五感で感じる禅などのアクティビティを日替わりで体験。禅の思想を取り入れたデトックス & リトリートWellnessは禅、瞑想、食など各分野で、心身のバランス調整を短期間で行います。

「食事」　　　
お粥や豆腐、淡路島産の季節に合わせた食材中心の身体に優しい健康的な禅坊料理を提供

「ZEN茶」
心を落ち着かせながらお茶を点て、お茶を飲むだけでなく、おもてなしの精神や侘び寂びなど、美しい心得を感じられる日本の伝統文化を体験する。
「ZEN書」
精神を統一し、一筆ずつ一心に文字をしたためる

「ZEN香」
感覚を研ぎ澄まし、香りを「聞く」ことで心に安らぎを感じるひと時を過ごす

流れ

一日体験でもチェックインチェックアウトをします。

始めのお飲み物。梅醤（うめひしお）をほうじ茶に少しずつ溶きながらいただきます。

部屋のカギをいただき入室。こちらの部屋は本当に畳のベッドとデスクがあるだけ。それは「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づき、自分と向き合う宿坊なのです。18の部屋には一部屋ごとに名前があります。一部屋ごとに名前があるので、言葉とのご縁を大切にするという意味合いがあるためだそうです。私のお部屋は「諸行無常」でした。他には「一期一会」「小さな花」など。

2階へ。うわ～開放的！風がそよそよしています。最初に禅ときいていたのですが、想像していたものではなく、心身のバランス調整を行うZEN Wellness。ストレッチ的なものも入りとても心地よい。
普段忙しく、なかなか時間が無いという方にとって、心身のバランス調整は大切なポイントなのだそうで、異空間で素敵な経験をしました。1時間あっという間でした。

ランチは、粥や豆腐、淡路島野菜などを使い、独自に開発した健康的な“禅坊料理”。身体の芯からバランスを整えるというもの。でも難しいことを考えなくてもおいしいのです！
発酵食品を上手に活用しているため旨みを感じられます。淡路産の厳選食材は素材自体がおいしいので満足。
地場野菜の炊き合わせ、江戸時代のレシピを再現した野菜のちらし寿司、甘酒など。彩も豊かな淡路の野菜たっぷりのごはんは半分がこんにゃくでヘルシー。ランチはどこで食べてもよいのでせっかく個人の部屋をいただいているので畳のベッドの上でいただきました。