僕は基本的にバイクに乗るときは革ブーツを着用しています。

革は切り裂き強度に優れいるので、万が一の転倒時などは防御力に優れているし、普通の靴だとシフトチェンジで簡単に傷んでしまいます。

ですが、夏場は蒸れます。。。

それはもう盛大に蒸れます。

蒸れるので匂い対策も必要になります。

ゴアテックスなど防水透湿素材を採用している場合には蒸れが軽減されますが、蒸れないわけではありません。

そんな夏場の「ブーツ蒸れる問題」を大体な発想で解決する製品をリリースしたのが厚底ライディングブーツなどで有名なWING LOVEです。

なんと製品はパンチングレザーブーツ。

パンチングレザージャケットは見たことがありますが、パンチングレザーブーツは見たことがありません。

実際グーグルやSNSで調べてもヒットする製品が見つかりませんでした。

今回は唯一無二ともいえるパンチングレザーブーツを紹介します。

バイクの操作に特化した機能

WINGLOVEの藤林社長は元バイクレーサーです。

そのため同社製品はバイクの操作性や安全性に配慮された設計になっています。

例えば左足にだけ一枚革が追加されているのはギアチェンジ時の傷予防

靴の内側をみればファスナーがついていて、脱いだり履いたりが楽です。

ファスナーの上部分には一枚ベロが出ていて、あまったヒモが固定できるようになっています。

これはペダルなどに引っかけて慌てないようにするため。

特徴的な斜めカットヒールはペダルに足をおいた時にシフト操作を楽にするためのもの。

靴のサイズに合わせて微妙に設計を変えているのだとか。コダワリ半端ないです。

実際に履いて試乗してみた

パンチングレザーブーツを実際に履いて街中を走行してみました。

ファーストインプレッションは「軽い」という事。

物理的に革に穴をあけているので、通常のブーツに比べて軽いように思います。

また、走り出して風を通す前から涼しく感じました。

通常ブーツは蒸れるもの。ですがパンチングレザーなら蒸れないので靴自体がひんやりしている印象です。

実際に走ってみると時速30km程度で走っていても靴の中に風が入ってくるのを感じることができました。

もちろん靴下を履いていましたが、風が入ってきて足がひんやりします。

これは・・・なかなか体験したことのない感覚です。

ブーツを履いているのに足元がひんやり。。。すごい。

涼しい他にもメリットたくさん

真夏にブーツを履いてバイクに乗る際に一番気になっていたのは、実は匂いです・・・

蒸れるので、どうしても靴下やブーツに匂いがついてしまいがち。

吸汗速乾性や防臭効果に優れた靴下を履いてみても、根本的には解決しません。

ですがパンチングメッシュブーツなら、そもそも蒸れないので匂い問題から解放されそうです。

非常に涼しいので活躍するのは気温が20度以上になってからです。

それ以下だと足がヒエヒエになっちゃうと思います。

真夏もガンガンバイクに乗りたいというライダーにはおススメです。

動画でインプレッションを見たいという方はこちら