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【富田林市】3年ぶりに石川の鯉のぼりが戻ってきましたよ!さっそく河川敷まで見に行ってきました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

例年4月から5月にかけて全国各地の河川敷で鯉のぼりが泳ぐ姿が見られますね。その元祖は高知の四万十川で、その歴史は意外に新しく、1974(昭和49)年からスタートしたものなのだそうです。

昨年撮影した五條・吉野川のこいのぼりの川流し
昨年撮影した五條・吉野川のこいのぼりの川流し

昨年は奈良県の五條市に流れる吉野川沿いでこいのぼりが掲げられているのを見ました。風が吹くと一斉に空を泳ぐこいのぼりは、なかなか迫力があったのを覚えています。

今年はなんと、3年ぶりに富田林の石川河川敷のこいのぼりの川流しが復活したという情報をキャッチしました。

というわけで、鯉のぼりを見るために石川河川敷にやってきました。

場所は近鉄川西駅からまっすぐ石川方向、昭和橋の下流、石川水管橋を越えたところにあります。

昭和橋を渡っていくと、早くもこいのぼり群が見えてきました。

昭和橋を渡り、石川河川敷に降りた後、水管橋をくぐると、その先には多くの鯉のぼりが掲げられています。

河川敷に鯉のぼりを掲げている活動をしているのは、こいのぼり夢の会(外部リンク)です。

こいのぼり夢の会を調べると、地域住民が立ち上げた団体で、ボランティアの支えと行政の理解により成立しているそうです。全国から鯉のぼりの寄付を募集していて、例年4月から5月にかけて鯉のぼりを掲げていました。

富田林の石川で行われている活動を調べてみると、開始が1984(昭和59)年4月と意外に古く、「石川の自然を守る会」によって始まりました。

その後、各種の団体が活動を継続し、2019年4月から「夢の会」が継承することとなったそうです。

3年ぶりの鯉のぼりの掲揚は、この4月9日から始まったそうで、当日の午後にお邪魔しました。

さて近づいてみてみましょう。この日は天気が良く青空が広がっています。画像からは鯉のぼりが元気なくうなだれているように見えますが、こればかりは風が吹かないとどうすることもできません。

こうして風に乗って元気に鯉のぼりが泳ぎ始めました。

より近づいてみました。

迫力ある画像を撮ろうと鯉のぼりの真下から撮影しました。

風によっては鯉のぼりの尾びれが私の顔に何度も激突するなど、本当に生きているかのように元気に靡いていました。

風は自然のものなので、強く吹いたり弱くなったり様々なので、鯉のほうもきれいに泳いだり、うなだれたりがまちまちです。

またほんの少し場所が違うだけで、鯉のぼりの動きが違うので、風の動きがわずかに違う場所でもこうも違うのかと思いました。

こいのぼりは、2019年の情報で約400匹だそうです。3年の沈黙の間に増えているかもしれませんね。

ずっと眺めていたい鯉のぼりたち。一昨日は天気も良く青空と見事なコラボレーションでした。

ということで石川河川敷の鯉のぼりを見てきました。

もともと川に鯉のぼりが掲げられることになったのは、四万十川の家庭で、成長したからという理由で鯉のぼりを揚げてもらえずに拗ねていた少年を見た青年たちが、それではと、ロープを使いながら川の上に鯉のぼりを渡したのが始まりだったそうです。

石川河川敷での鯉のぼりを掲げる活動は、「日本文化を守る心」「きれいな川を大切にする心」を育み、地域のまちづくりの推進に貢献することを目的としているそうです。

3年間の沈黙を破って復活した富田林石川河川敷の鯉のぼりは、5月7日までです。近くに立ち寄る機会があれば、ぜひ見ておきたいところですね。

石川河川敷の鯉のぼり(5月7日まで)
住所:大阪府富田林市西板持町1丁目 石川河川敷
アクセス:近鉄川西駅から徒歩10分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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