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ニトリ『衣類が乾きやすいハンガー』は速乾だけじゃない!アイロンをかけたような仕上がり。

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

ニトリの『風が通って衣類が乾きやすいハンガー』、長い商品名で名前そのまま商品説明になるお役立ちアイテム。

ただ、便利なのはそれだけではなかったんです。

洗濯干しのストレスを軽減してくれる名前以上に “お値段以上”な優れもの。

洗濯干しに悩み多きあなたに熱烈おすすめさせていただきます。

【このハンガーのおすすめポイント】
・速乾
・衣類の干しジワが軽減
・首元びろ〜んがなくなる

ニトリ『衣類が乾きやすいハンガー』の概要

名 称 :風が通って衣類が乾きやすいハンガー 3本組(グレー)
価 格 :407円(税込)
サイズ :幅43.5〜49cm × 奥行き2.5cm × 高さ21.5cm 
素 材 :ポリプロビレン
型 番 :イルイガカワキヤスイハインガーLGY 3P
商品コード:85007512

色はグレー1色、3本入り。ニトリ店頭でもニトリネットでも購入することができます。

※ニトリネットでは11,000円(税込)以下の買い物には送料550円〜3,300円が送料がかかります。

おすすめポイント① 速乾

この商品のタイトルにもなっている「風が通って衣類が乾きやすい」というのは、ハンガーの肩の部分に秘密があります。

このハンガーの厚みは2.5cmとコンパクトなのですが、型の部分を回転させると厚さが8.3cmに変わります。

肩を開くことで前身頃と後ろ身頃の間に隙間ができ風が通り、衣類が早く乾くのです。

試しにハンガーの肩を回転させたものと、そうでないもので乾く速度を測ってみました。

4月下旬 23.7度 室外 厚手のTシャツ

肩を開いた状態→2時間30分
肩を閉じた状態→3時間30分

完全に乾くまでに1時間も差が出ました。

衣類は乾くのが早ければ早いほど菌の繁殖を抑えられます。洗濯物が乾きにくくなる梅雨や冬場には生乾き臭防止に絶大な威力を発揮します。

夏場は紫外線に当たる時間が短いほうが衣類の色褪せやダメージを防げるので、1年を通してメリットがあります。

乾きにくい厚手の衣類には特におすすめですね。

そして、ニトリのハンガーの利点はそれだけではないんです。

おすすめポイント② 衣類の干しジワが軽減

ニトリのハンガーは肩の厚みを広くできるだけでなく、肩幅が5.5cm(43.5〜49cm)伸縮して調整できます。

伸縮すると何がいいって、衣類の肩幅にハンガーを合わせることができること!

こちらはよくある針金ハンガー、衣類の肩幅とハンガーが合っていないので、干した時にシワができてしまいます。

衣類の肩幅にハンガーを合わせているので、服に干しジワができにくく型崩れしません。

脱水を1分にして肩幅を整えるだけで、嫌いな家事ナンバー1のアイロンの手間が激減

まるでアイロンをかけたようなハリが出て同じ服でも清潔感UPします。

おすすめポイント③ 首元ビロ〜ンがなくなる


首元ビローンとは、首元がヨレヨレになりTシャツが古びてみえることです。

濡れて型崩れしやすくなっている衣類の首を伸ばしてハンガーを入れることで、のびたまま乾いて形が固定されてしまうのが型崩れの原因の一つになっています。

なので、「ハンガーを入れるときは裾から」というのが洗濯を干すときのセオリーになっています。

ただ何気に面倒臭いんですよね。

ニトリのハンガーの場合は、首元に切れ込みが入っていて、襟を深く押し込むことで、襟ぐりの狭い衣類の首元からハンガーを通しても襟元がビロ〜ンとなったりしないんです。

文字で説明するよりも、動画のがほうがわかりやすいだろうと思い撮影しました

襟口を伸ばさなくてもスムーズにハンガーをセットすることができるんです。

わざわざ裾からハンガーを入れるのが面倒だというズボラさん(私です)でも、衣類を型崩れさせずに保つことができます。

省スペースに収納できる

ちょっとしたおまけ機能ですが、ニトリのハンガーにはフックがついています。

なので、ハンガーを収納するとき、干したままクローゼットに衣類を収納する場合など、縦に連結できて収納場所を取らないという収納場所を節約したい方にとっては便利な機能となっています。

フックにベルトを通せるので、ベルト付きの衣類などを衣類と一緒にハンガーにかけて収納するという使い方もできますね。

まとめ

ニトリの『風が通って衣類が乾きやすいハンガー』は速乾で衣類が型崩れしない工夫がこらされた優れものハンガーです。

・普通のハンガーよりも1時間も速乾
・衣類の仕上がりがキレイ
・衣類にダメージを与えにくい

3本で407円(税込)

1本136円ほどと高機能のわりにコスパは悪くありません。

ただ、かつてダイソーに似た商品が110円(税込)で販売されていました。

愛用していたんですが、ここ1年見かけなくなったので廃盤になったのかもしれません。

コスパ的にはダイソーの商品が有利です。

サイズはほぼ同じ。

材質も同じポリプロピレン製です。

ニトリの方が触り心地はツルンとしていて、衣類のすべりが良いのと、肩の伸縮もニトリのほうがスムーズです。

ダイソーのものよりもコスパは劣りますが、ニトリのハンガーは十分お値段以上。

洗濯干しにストレスを抱えている方は試してみてくださいね。おすすめです。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「大人のおしゃれ手帳」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。 苦手を「できる!」に変える洗濯の裏技やグッズを紹介します。

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