【大森】鱧(はも)出汁が染みる熱々のおでんが旨すぎる!変り種もユニークな〈ちょいおでん〉
「出汁と旬食材をこだわればおでんは365日美味い」がメインコンセプトに、肩肘張らずに美味しいものが味わえる〈ちょいおでん〉は、JR「大森駅」から徒歩5分の場所に2023年11月10日にオープンしたばかりのお店です。唯一無二の『鱧(はも)出汁』で作る「定番のおでん」と「変わりダネのおでん」が自慢のおでんやさんの暖簾をくぐってみました。
普通のおでんとは一線を画すこだわりの“おでん”
12月になって急に寒くなり、ようやくお鍋やおでんが恋しくなってきましたね!
今回紹介する〈ちょいおでん〉は、冬はもちろん一年中おでんを提供するおでん専門店です。
一口に“おでん”といっても同店のおでんは、出汁に高級魚の鱧(はも)を使用。醤油を一切使用せず旨味とコクのある完全オリジナルの出汁にこだわっています。
人気メニューは、大根、ちくわ、こんにゃくなどの定番をはじめ、軟骨ソーキ、牛タン、イベリコ豚しゃぶなどの肉のおでんが好評です。
関西風でも関東風でもない唯一無二のおでんは、一年を通して旬の食材と共に、出汁までおいしく飲めるほど。あまりに美味しいと評判で、「おでんの出汁割り」(400円)というお酒もあります。
特製の鱧出汁とマッチするオリジナルのおでん
関東では定番の「ちくわぶ」(100円)に明太バター(+100円)をトッピング!
鱧出汁に溶けていく明太バターがモチっとしたちくわぶとよく絡みます。
トッピングは、明太バターの他にもブルーチーズやジェノベーゼもアリ。
鱧出汁をたっぷりと吸った「九条ネギの巾着」は、まるで京都の料亭の味のように上品。
出汁をたっぷり含んだお揚げがジュワッ!九条ネギがシャキシャキッ!とした食感が楽しめました。
軟骨はトロトロになるまで煮られており、鱧出汁に軟骨ソーキの出汁がプラスされ、豊かな味わいが楽しめます。ムチムチっとした軟骨・・・これ絶対に美容にいいヤツだ。
軟骨ソーキに合う薬味は胡椒。
ミルで挽いた黒胡椒のパンチのある香りと、ピリッとした刺激がコクのあるスープの後味を締めてくれます。
おでんと合うお店おすすめのオリジナルドリンクは?
おでんとよくあうとお店がおすすめするお酒は、「おでんの為の究極の緑茶ハイ」(480円)。ビンに入った濃い目の緑茶をグラスに注いで・・・おおおおおおっと!?
逆さまにしたビンでクルクルと混ぜる提供の仕方がユニーク!! さりげないパフォーマンスが初来店の緊張をときほぐしてくれました。
極ウマおでんたちがさらに旨くなる『薬味』
おでんに合せる薬味は、「濡れ一味」、「辛子」、「柚子胡椒」そして「ハリッサ」が用意されています。
中でもおでんに北アフリカ生まれの辛味調味料「ハリッサ」を合わせるなんて面白い!!
さっそくコロッケのおでんにのせてみます。
・・・・・って、ちょっと待てーーーーい!!おでんだねに「コロッケ」って!!!・・・・これがまた美味しいんです〜♪
コロッケを崩しながら食べていくと、徐々にハリッサが出汁と混ざり合って、エスニック風の味わいに変わっていきます。
お通しの薬味はおかわり自由!!
その他にお通しとして出てくる「ねぎ醤油」と「山わさび」などのオリジナルのトッピングを加えることで、ここにしかない“カスタマイズおでん”が味わえます。
鱧出汁の旨みが深いので、シンプルに食べても美味しいのですが、このトッピングをプラスすると、さらに美味しさが増します。
おかみさんは、そのまま食べてもトッピングしても良いといっていましたが、本当にその通りで、次の料理が運ばれてくるまでの間にチョイチョイつまむのにちょうどいいんです。しかもおかわり自由なのが嬉しい。
店名に「ちょい」とついているので、カジュアルにおでんが味わえる大衆酒場という感じですが、おでんの味は一級品。そのギャップとオリジナリティーあふれるメニューも楽しめるお店でした。
【ちょいおでん 大森店】
・東京都大田区大森北1-12-1大森北一ハイツ
・03-6423-1288
・15:00〜24:00
・不定休
・公式サイト
取材協力・商品提供:〈ちょいおでん 大森店〉