【つばめ観察日記】旧国立駅舎周辺を飛び回るツバメたちは もうすぐ旅立ちの時を迎えそうです(国立市)
JR中央線国立駅構内と、南口すぐの場所にある赤い三角屋根の旧国立駅舎では、今年もツバメたちが育っています。
旧国立駅舎の自動ドア前では、何やら上を向いている人や、カメラで撮影している人の姿が頻繁に見られます。上を見上げると…
ツバメの巣があります!隣には止まり木らしきものも。これは、NPO法人バードリサーチのアドバイスで設置した人口巣なんです。
2024年6月8日に撮影したツバメの雛たち。ふわふわとした産毛をまとった雰囲気です。
親鳥がせっせと餌を運んでいました。
6月14日にはかなり大きくなっていました。成長著しいですね!
バサバサと羽を広げたりして、飛ぶ気満々な感じです。
6月17日には緑のレール柱の上にいる子も。なんだかペンギンみたいなパタパタとした羽の振り方もかわいいです。ちなみに、旧駅舎の外観や庇の下には実際のレールを使用し、緑色に塗装されたレール柱がありますので、こちらもお見逃しなく。
6月19日には、巣に1羽しかいないと思ったら、みんなはもう自由自在に周辺を飛び回っていました。
旧国立駅舎の館内も飛び回っています。広間のランプの上でひと休み。かわいらしい姿は多くの人の人気者です。でも“落し物”にはご注意を。
すっかり成長したツバメたち。
元気に飛び回っているシーンを激写!ただ、周辺には天敵のカラスも出没しているので気をつけてほしいです。ちなみに、巣の横に張ってあるみどりのヒモは、カラスを避けて巣を守るために設置されているそうです。
夕暮れになると巣に戻って、みんなで寝るんですね。すっかり大きくなって、みんな巣に入りきるのか心配です。そろそろ南へ旅立ちの日も近いのかもしれません。帰巣本能を持つツバメたち。また来年帰ってきてね!
旧国立駅舎の奥にあるまち案内所では、旧国立駅舎のデザインや、くにニャングッズのデザインの中に、ツバメが描かれているものも多数あります。くにニャンとツバメは仲良し、なのかニャ?