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【川越市】2022年春 河津桜が開花! 知る人ぞ知る『仙波河岸史跡公園』で、春の訪れを感じる

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

朝晩はまだまだ冷え込みますが、日中の暖かさに春の訪れを感じます。今年の埼玉県の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日は、3月25日。

ソメイヨシノの開花は、もう少し先になりますが、川越でも『仙波河岸史跡公園(せんばがししせきこうえん)』で、河津桜が咲き始めています。
今回は、『仙波河岸史跡公園』の春の訪れを感じる草木をご紹介します。

『仙波河岸史跡公園』

国道16号沿いの仙波愛宕神社を下ったところに『仙波河岸史跡公園』があります。
あまり大きな公園ではないですが、入口に5台ほど駐車できるスペースがあります。

明治初期に作られた、「仙波河岸」という舟運の船着場の跡や湿性地、緑といった自然が多く残っている自然豊かな歴史公園。

まわりは静かな住宅地に囲まれていて、突如現れる公園の存在に、驚く人も多い意外性のある場所。
仙波河岸跡、仙波の滝、湿性地などの区域を遊歩道やウッドデッキで回遊することができます。
川越水上公園のような大きな公園ではないので、ゆっくり歩いて20~30分ほどで園内を散策できるコンパクトな公園です。

春の訪れを告げる草木

公園に入ると白い梅の花が見頃を迎えて、花の良い香りが広がっています。

野鳥も生息しており、水辺にその姿を見ることができます。

鳥のさえずりが聞こえ、ゆっくりとした時間が流れていきます。

仙波愛宕神社入口

むかし、この場所に「仙波の滝」という新河岸川の源流となった滝があったそうです。
「仙波の滝」の奥に仙波愛宕神社にのぼる入口があり、その場所に河津桜の花が咲き始めています。花を見ながら仙波愛宕神社をお参りするのもおすすめ。

まだ、つぼみが多いので見頃を迎えるのは、来週あたりでしょうか。

自然観察湿性地

湧水が出る湿性地では、植物や野鳥の観測が楽しめます。
ウッドデッキが設置してあり、歩いて回遊できるようになっています。

これからの新緑の時期には木々の若葉が芽吹き、更に美しい景色が広がります。
静かにウッドデッキを歩いているだけで、心癒されるスポット。

春の訪れを教えてくれる公園

春の訪れを告げる草木をいくつかご紹介してきましたが、3月中旬になれば春も深まり園内の桜や新緑を楽しむことができます。
待ちに待った春を思いっきり満喫したいですね。

住宅街の中にひっそりある、知る人ぞ知る『仙波河岸史跡公園』
春の訪れを感じに、ゆっくり散策してみませんか?
早咲きの河津桜が、私たちの目を楽しませてくれますよ。

仙波河岸史跡公園
住所:川越市仙波町4丁目21-2
駐車場:5台
駐車場が少ないので、自転車や徒歩がおすすめ
公園内には、トイレもあり

※2022年3月の開花状況

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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