【長野市】赤ちゃん連れでも、ゆるりとしたカフェ時間。オーガニック食材にこだわる「こどなcafe」。
善光寺近くにあり、子どもと大人が安心して来店できるカフェ「こどなcafe(こどなカフェ)」は今年3月にオープン。
私自身、長野市内で子育てをし、子育て世代に向けた活動を続けてきたこともあって、オープン前にチャレンジされていたクラウドファンディングにわずかながら支援させていただいていました。今回は、支援のリターン品のドリンクなどをいただきにお店に伺いました!
中央通り沿い、権堂からもほど近い便利な場所にあります。
こどなcafeのオーナーさんは株式会社クボタ工務店(公式サイト)社長の窪田義浩さん。窪田さん自身、子育て中のお父さんでもあります。伺ったときはお子さんと一緒にカウンターの中にいらっしゃいました。
子どもと一緒に楽しめるカフェですので、入り口では靴を脱いで上がります。絵本や子ども用のおもちゃなどが揃えられ、キッズスペースを含め、フロア内をお子さんが行き来できるようになっています。
プロの大工である窪田さんが手掛けた内装にはふんだんに木が使われており、フローリングなどは県産材。
子ども連れが気になるトイレはこの広さ! 子どもと一緒に入っても十分すぎるほど余裕があり、大きな木製の台でおむつ替えや着替えなどが可能です。
2階と3階はまだ完成していませんが、2階も近々カフェスペースとして使えるようになる予定。ピアノも設置するそうです。
リターン品の代わりに…ということで、重ね煮ピザトーストをいただきました。重ね煮は、水を使わず野菜の水分と、少量の塩だけで煮る料理で、ニンジン・きのこ・タマネギが入っていました。旨味が凝縮されておいしかったです。
赤ちゃんには離乳食として、重ね煮を刻んだものとご飯を無料で用意してくださるそうで、ありがたいサービスです。
ドリンクは、人気だというハーブティをいただきました! 授乳中でも安心していただけるドリンクがあるのはうれしいですね。爽やかな味で飲みやすかったです。
ミルクジェラートは、牛乳の味が濃くて、でもあっさりしていて、バニラアイスが苦手な方にもおすすめです。
こどなcafeは、「環境が良くないと、『居場所』も成り立たない。50年後の未来を想像し、自然と共に生きていくために、自分ができることをやろう」という思いで、内装にこだわるだけでなく、食材もオーガニックにこだわっているそうです。
窪田さんは「大工として、父親として、使い捨ての家ではなく良い家づくりをして、未来への環境をつないでいきたい」といいます。
長野市内の大岡地区では、「新たな時代の田舎暮らし」をコンセプトに、伝統工法でのモデルハウスづくりの計画を進行中。中庭やリモートワークスペースを備え、お金のために若い世代がやむなく地元を離れるということなく、昔ながらに家族が一つになり、それが生きる力になるという暮らしを思い描いているそうです。
カフェオーナーとして、大工として、そして父親として、ぶれることなく未来を見ている窪田さん。こどなcafeではいずれ「子ども食堂」も行うそうで、子どもにとっても親にとっても、安心できる街なかの「居場所」になりそうです!
【店舗情報】
こどなcafe 公式サイト
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住所:長野県長野市大字長野東後町4-1 武井ビル
tel:026-466-6051
営業時間:10時30分~17時
定休日:木曜日(日曜日は完全予約制)
*記事の内容は取材当時のものです。
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