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【関東圏】雪の日に転ぶ子には共通点があった!雪の日に転ぶ子に試してほしい3つの方法を小学校教師が解説

ナナホシ教育/子育て/学校

 雪の日は、子どもたちにとっては楽しい遊びの日ですが、ママにとっては心配の日ですよね。雪道で転んで怪我をしたり、車や自転車にぶつかったりしないかと不安になります。そんなママのために、雪の日に転んでしまう子どもの共通点と、それを防ぐための効果的な声かけの方法を教えます。この記事を読めば、雪の日も安心して子どもを送り出すことができますよ!

共通点1:靴が滑りやすい

 雪の日に転んでしまう子どもの一番の原因は、靴が滑りやすいことです。雪や氷に覆われた道路では、普段履いている靴ではグリップ力が不足してしまいます。特に、スニーカーやローファーなどの平らな靴底の靴は、滑りやすくなります。

効果的な声かけその1:「靴は滑りにくい〜を履いてね」

 雪の日には、滑りにくい靴を選んで履くことが大切です。例えば、ブーツやスノーシューズなどの凹凸のある靴底の靴や、滑り止めの付いた靴下やカバーを使うといいですね。また、靴紐やベルトなどはしっかり締めて、靴がずれないようにすることも忘れずにしましょう。子どもには、「靴はしっかり履いてね」と声をかけて、靴の状態を確認してあげましょう。

NGな声かけその1:「靴が滑るから気をつけてね」

 雪の日には、「靴が滑るから気をつけてね」と言ってしまいがちですが、これはNGな声かけです。なぜなら、子どもは「靴が滑る」ということを前提にして、自分の足元に注意を向けるようになります。すると、周囲の状況に気づかなくなってしまい、危険な場所や物にぶつかったり、転んだりする可能性が高まります。子どもには、「靴が滑らないようにする」ということを目標にさせることが大切です。

共通点2:厚着しすぎて動きにくい

 雪の日には、寒さ対策として、厚着をさせてしまいがちですが、これも転んでしまう原因のひとつです。厚着をしすぎると、体の動きが制限されてしまい、バランスを崩しやすくなります。特に、首や手首などの関節部分に厚いものを巻いたり、帽子やマフラーなどで顔が隠れたりすると、視野や聴覚が狭くなってしまいます。

効果的な声かけその2:「〜を着て暖かくしてね」

 雪の日には、厚着をさせるのではなく、暖かくしてあげることが大切です。例えば、インナーやレギンスなどの下着を重ね着したり、防寒着や防水着などの機能性の高い服を選んだりするといいですね。また、首や手首などは、ネックウォーマーや手袋などの薄いものを使うと、動きやすくなります。子どもには、「〜を着て暖かくしてね」と具体的な服などがわかるように声をかけて、服装の調整をしてあげましょう。

NGな声かけその2:「寒いからもっと着込んでね」

 雪の日には、「寒いからもっと着込んでね」と言ってしまいがちですが、これもNGな声かけです。なぜなら、子どもは「寒い」ということを前提にして、自分の体温に注意を向けるようになります。すると、周囲の状況に気づかなくなってしまい、危険な場所や物にぶつかったり、転んだりする可能性が高まります。子どもには、「暖かくする」ということを目標にさせることが大切です。

共通点3:雪に興奮してはしゃいでいる

 雪の日には、子どもたちは雪に興奮してはしゃいでしまいます。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、そりに乗ったりと、楽しいことがたくさんあります。しかし、雪に夢中になってしまうと、自分の体力や体調の限界に気づかなくなります。また、雪の中では、音が聞こえにくくなり、周囲の人や車の動きに反応できなくなります。

効果的な声かけその3:「雪遊びは楽しいけど、〜のところは危ないから行かないでね」

 雪の日には、雪遊びは楽しいけど、危ないところは避けてねと声をかけてあげましょう。雪遊びは自分で探検したり、発見したりすることができるので、子どもたちは喜びます。しかし、雪の中には、凍結したり、穴が空いたり、雪崩が起きたりするような危険な場所もあります。子どもには、「雪遊びは楽しいけど、〜のところは危ないから行かないでね」と具体的な場所がわかるように声をかけて、雪の中での判断力や自己防衛力を育ててあげましょう。

NGな声かけその3:「雪遊びは思いっきりやってね」

 雪の日には、「雪遊びは思いっきりやってね」と言ってしまうと、子どもは無茶をするようになります。雪遊びは制限なくやっていいと思わせると、子どもたちは自分の体力や体調の限界を超えてしまいます。また、雪の中では、音が聞こえにくくなり、周囲の人や車の動きに反応できなくなります。子どもには、「雪遊びは思いっきりやってね」と言わずに、「雪遊びは楽しいけど、危ないところは避けてね」と言ってあげましょう。

まとめ

 雪の日に転んでしまう子どもの共通点と、それを防ぐための効果的な声かけの方法を紹介しました。雪の日は、子どもたちにとっては楽しい遊びの日ですが、ママにとっては心配の日ですよね。

 雪の日に転んでしまう子どもの共通点と、それを防ぐための効果的な声かけの方法は、他の季節や場面でも応用できます。子どもの安全を守るためには、危険を避けるだけでなく、楽しさや自信を育てることも大切です。子どもには、適切な声かけをして、自分で判断できる力や自己防衛できる力を身につけさせてあげましょう。

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