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【大津市】大津城は幻の城だった?ゆかりの地を巡るまち歩きイベントに密着取材

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!今回はイベント体験レポートです。

12月16日に、トヨタモビリティ滋賀Boss百町物語さん主催のまち歩き企画、
「幻の大津城を訪ねて…『塞王の楯』の舞台を歩く」が開催されました。

今回ご招待いただき、同行して体験取材してきましたのでレポートしていきます!

まずは大津城について講義

まずは浜大津のナカマチ商店街内にある「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」3階イベントホール「みんなのナカマチ」で、大津市歴史博物館の五十嵐学芸員さんより、大津城についての概要説明が40分ほどありました。

大津城は水城だったこと、15年ほどしか存在しなかった城だったことなど、大津の歴史から大津城の築城の経緯、廃城に至るまでを詳しく教えていただきました。

翔吾ナカマチを見学

説明が終わると、2階の「翔吾ナカマチ」を見学し、大津城を舞台にした今村翔吾さんの小説「塞王の楯」を表現した美術作品を鑑賞しました。

まち歩きへ出発

その後、まち歩きの出発です。当日は年齢層も幅広く多数の参加があり、みなさん健脚で3.6kmほどの行程を元気にまわりました。

まち歩きのガイドはトヨタモビリティ滋賀の三谷幸司さん。大学で歴史を学ばれ、社会科の教員免許もお持ちだそうで、とても分かりやすく説明してくださいました。

大津港近くにある大津城跡の石碑も見学しました。この辺りが城の本丸だと思われるとのことで、みなさん熱心に説明に耳を傾け、質問など活発にされていました。

こちらは外堀の一角だったと思われる場所。大津の色んな場所にこのように説明書きの看板が立っているのは、知っているようで今まで注目していませんでした。大津城という切り口でこのようにまち歩きをするのも楽しかったです。

昼食は豆信さんで

昼食は長等にある「豆信」さんで。建物は登録有形文化財に指定されており、とても歴史を感じる店内でした。

上品な味付けの美味しい和食をいただきながら、参加者同士も打ち解けてお話に花が咲いていました。

午後からは三井寺へ

昼食後は、琵琶湖疎水を見学してから、坂を登って三井寺の観音堂へ。

急な階段を頑張って登り、見晴らしのいいここから国友衆が大津城に大砲を撃ち込んだのではないかと説明を受けました。

三井寺からナカマチ商店街の方へ戻り、商店街内にある本要寺の門を見学。こちらはなんと、大津城の牢屋の扉が門に使われているとのこと。みんな興味津々で見学しました。

その後、こちらも商店街の近くにある穴太積みの石垣を見学し、小雨も降ってきたので早めに出発点の「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」へ戻ってアンケートを提出して解散となりました。

まとめ

参加者にはお土産として「YUKUMO KAERUMO 大津 NAMAMACHI」1階のバルナカマチのマロンパイと、大津城のポストカードがもらえました。

とってもお得なイベントだったと思います。

参加者の方に感想を聞くと、みなさん歴史が好きだったり今村翔吾さんの「塞王の楯」を読んで参加した方だったりして、色々と思いをめぐらせながら散策できて楽しかったとおっしゃっていました。

トヨタモビリティ滋賀さんによると、次回のまち歩きイベントも春頃に予定しているそうです。

また情報をゲットしてお知らせしたいと思いますので、楽しみにしていてください!

トヨタモビリティ滋賀Boss百町物語
[住所]大津市長等2-3-39
[電話]077-527-5115
[FAX]077-527-5119
[営業時間]10:00~19:00
[定休日]毎週火曜日

YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI
[住所]大津市長等2-9-1
[電話番号]077-572-8522
[営業時間]11:00~20:00
[定休日]月曜日(祝日の場合営業)・火曜日

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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